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高羽そらさんインタビュー

SOLA TODAY Vol.635

先日、スーパーでの万引き現場に遭遇した。お店の人に丸投げしたので、その後どうなったかは知らない。

 

万引き被害を防ぐため、私服の警備員を常駐させているお店もあると聞いたことがある。それほど万引き被害が多いということだろう。

 

そういえば万引き被害が原因で、廃業をしたという本屋さんもあった。経営者としてはなんとか万引き被害を無くしたい。そこでこんなものが登場している。

 

AI搭載カメラが万引きを検知する「AIガードマン」6月下旬に提供

 

NTT東日本とアースアイズという会社は、6月下旬に『AIガードマン』という商品を提供する。その名のとおり、AIが万引きを防いでくれるというシステム。

 

万引きする人を見ていて感じたけれど、なんとも言えない不審な行動をする。同じ場所を行ったり来たりとか、商品を手に取ったり戻したりとか、周囲の視線をやたら意識していたりとか。そんな行動をカメラがとらえて、AIクラウドが店員に検知場所や静止画を通知する。

 

AIなのでいくつも行動パターンがプログラムされているし、日々経験を重ねることでそのヴァリエーションも増えていく。これなら事前に万引きを防ぐこともできるし、画像データもクラウド化されているので、店舗にサーバーやレコーダーを設置する必要もない。小規模の店舗でも対応可能だよね。

 

AIの活用方法としては最適だと思うし、これからはこうしたシステムを導入する店舗が増えてくるだろう。その一方で同じようにAIを使った、あまり賛同できないシステムもある。

 

サボる生徒をチクるAI。中国の高校で「生徒監視システム」が採用される

 

なんと中国で、授業中の生徒を監視するシステムが採用されている。AIによる感情分析を利用して、授業に集中していない生徒や不真面目な生徒を見つけると、教壇にいる教師に通知するというもの。

 

先ほどの万引きと同じような方法だけれど、さすがにこれはやり過ぎだと思う。ここまでして生徒を管理するというやり方は、嫌悪感より恐怖を覚える。少なくとも授業を妨害するような行動を取っていないなら、その生徒をやり込める必要はないだろう。

 

もしこんなシステムを導入するのなら、わかりやすい授業をやっていない教師を選別するAIも入れるべき。子供が授業に集中できない理由を、生徒だけに求めるのは不公平だからね。

 

とにかくAIというのは便利だけれど、使い方によっては弊害もあるということ。中国のように一党独裁支配の国家にとっては、国民を監視できるAIシステムは積極的に導入したいはず。その大義名分はどうにでもなるから、拒否することもできない。

 

AIとしては同じことをやっているだけなんだけれど、両者の大きなちがいを見せつけられた記事だった。

 

decoration/dcr_emoji_238.gif『高羽そら作品リスト』を作りました。出版済みの作品を一覧していただけます。こちらからどうぞ。

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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