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高羽そらさんインタビュー

SOLA TODAY Vol.689

真夏になると買い物の帰りはバスを利用している。JR六甲道からバスに乗るときに意識しているのが、このバス停発のバスを選ぶこと。路線としては阪神御影駅が始発になるけれど、1時間に2本くらいはJR六甲道発のバスが運行している。

 

それはすわりたいから。買い物帰りなので両手に荷物を持っている。その状態で立って乗車するのが辛いので、すわれるバスに乗るようにしている。

 

それでも確実にすわるためには、前もって並ぶ必要がある。本音を言えば席が指定できたらいいんだけれど、路線バスに座席指定を期待するのは無理な話。

 

ところがどっこい、路線バスの指定席を計画しているバス会社がある。

 

路線バスの「座席指定サービス」とは 大阪シティバス、2022年までに導入予定

 

そのバス会社は、今年の4月に大阪市営バスから民営化された大阪シティバス。近年鉄道においては、すわれる通勤列車が運用されている。それを路線バスでもやってみようということらしい。

 

導入路線は検討中だけど、立席のないタイプの新車を使う予定とのこと。観光バスのような車両だと思う。タイトルにあるように、2022年までのサービス開始を予定している。

 

それだけはなく、1日1便限定の深夜バスの運行や、インバウンドの人たちを想定した観光バス事業にも乗り出す計画。親会社が同じく大阪市営地下鉄から民営化された大阪メトロなので、地下鉄駅を拠点にしたシェアサイクル事業も視野に入れている。

 

リモートワークという言葉が浸透しつつあるけれど、まだ日本のほとんどのサラリーマンは通勤を余儀なくされている。だったらせめてゆっくりすわってバスで通勤できたら、肉体的にも精神的にも余計な負担が減るだろう。貴重な勉強時間としても利用できる。

 

これだけ便利で有益なサービスが、なぜ企画されるようになったのか?

 

いうまでもない。それは民営化されたから。

 

大阪市営である限り、営業努力に関わらず予算が計上される。大きな事故を起こすことなく、ある程度のサービスを維持して無難に運行していればいい。働いている人も公務員なので、よほどの不始末をしなければ将来の見通しも立つ。

 

だけど民営化となれば、利益を上げることが優先される。他の交通機関とガチで競争しなくてはいけないから、綿密な経営戦略を練る必要がある。株主だって黙っていない。そして働いている人も、うかうかしていられなくなる。

 

一般企業に比べたら公的要素が高いので、会社が倒産するということはないだろう。だけどその危険はゼロじゃないし、公務員時代のように年功序列的なものも見直されていくだろう。民営化によって生まれるそうした危機感があるからこそ、これだけの企画が生まれるんだと思う。

 

公的な規制を緩和して、民間にできることは委ねていく。日本の経済にとって、絶対にそのほうがメリットが高いと思う。法律での規制や公営にこだわるのは、既得権益者が存在するから。大阪の吉村市長の英断は、確実に実績を出しているよね。

 

decoration/dcr_emoji_238.gif『高羽そら作品リスト』を作りました。出版済みの作品を一覧していただけます。こちらからどうぞ。

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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