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高羽そらさんインタビュー

SOLA TODAY Vol.732

ボクは毎日洋楽のランキングや新曲のリリースをチェックしている。先日、ある歌手の名前が目に止まった。かなり久しぶり。

 

それはアヴリル・ラヴィーンで、『Head Above Water』というタイトルの新曲だった。とてもいい曲で、相変わらず彼女の歌唱力の高さに感動していた。

 

だけど何か変。歌詞がかなり深刻な内容になっている。それで調べてみると、その理由がわかった。

 

ライム病と闘う歌姫「体の機能が停止していくのを感じ、溺れたような気分」

 

彼女の新曲は5年ぶりで、そのあいだ公の場から姿を消していた。その理由はライム病にかかっていたから。

 

この新曲の歌詞が異様だったのは、この病気の苦しみを歌っていたから。彼女はこの曲についてこう述べている。

 

「今回ファーストシングルとして選んだ曲は『ヘッド・アバーヴ・ウォーター』というタイトルで、それは自分の人生で最も恐ろしい瞬間に、病床で書かれた最初の曲でもあります。そのとき私は死を受け入れ、体の機能が停止していくのを感じていました。まるで水の中にいるような息苦しさを感じて、とにかく空気を求めて這い上がりたい気持ちでした」

 

 

ライム病というのは、ダニにかまれることで感染するそう。症状がインフルエンザや風邪と似ているので、感染したことに気づきにくいらしい。だからこそ怖い。

 

治療を先延ばしにしていると、手足の激痛や神経痛、不整脈、脳の炎症まで起きる。感染していることがわかれば、適切な治療薬が存在しているらしい。だけど誤診が多くて、ライム病になっていることを見逃されることがかなり多いとのこと。

 

それは発症まで時間がかかるから。免疫システムが抗体を作るのに数週間かかり、すぐ医者にかかっても陰性と見なされる。だから重症化する人が増えることになる。あまり知られていない病気だけれど、たった1回ダニにかまれることで感染してしまうという怖さがある。

 

アヴリル・ラヴィーンが病気を公表した事情を述べている。

 

「私の財団は、こういった事態を防ぐための活動をしています。ウェブサイトには、ライム病予防の情報やリンクをいま提供していて、ライム病に対して正確な処置を熟知し、いち早く治療を施してくれる医者を紹介しています。また、ライム病研究を促進するため、その分野における一流の科学チームと提携を結ぶことを近々発表する予定です」

 

 

彼女は新曲を通じて、このことを伝えたかったんだろう。自身が病気で辛い状況なのに、地名度の高い歌手という自分の立場をライム病の啓蒙のために生かそうとしている。とても素敵な曲なので、ヒットすることで大勢の人に知ってもらえたらいいなと心から思った。

 

decoration/dcr_emoji_238.gif『高羽そら作品リスト』を作りました。出版済みの作品を一覧していただけます。こちらからどうぞ。

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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