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高羽そらさんインタビュー

SOLA TODAY Vol.968

ボクがサラリーマン時代に強く意識していたことがある。

 

それは経営者視点で仕事をすること。雇われている立場ではなく、雇っている立場で自分の仕事を見つめるようにしていた。上司から言われたことをだたやっているだけでは、常に指示を待つ人間になってしまう。そんな状況でクリエイティブな仕事ができるとは思えないし、横並びの連中から抜きん出る可能性も低い。

 

そんな癖がついたのは、大学を出て初めて就職したのが父親が経営する会社だったからだと思う。いずれ後を継ぐという意識があったので、経営者目線が普通になったのだろう。

 

それはその後に転職した職場でも同じだった。必要だと思えるものは残しつつも、不合理で無駄が多いものは上司に訴えて変えていこうとした。細かい話だけれど、職場の掃除のやり方ひとつについても意見をしてきた。

 

そんな経営者視点は、いまの時代だからこそ必要になってきたように思う。これからのサラリーマンがどうあるべきかについて、とても興味深い対談記事を読んだ。

 

「サラリーマン絶滅時代」を生き抜く思考法、教えます

 

この対談では経営者視点ではなく、資本家マインドという言葉で語られている。基本的に同じことだろう。

 

とても興味深い対談なので、サラリーマン生活を始めたばかりの若い人たちや、その世代の子供を持つ人は目を通すといいかもしれない。AIに仕事を奪われるというのは、すでに都市伝説ではない。現実に起こりつつある。

 

会社という組織に属していても、雇われ意識のままで言われたことをしているだけの人に未来はない。自分の『売り』を自覚して、別の収入源となる柱を構築することが大切だという議論になっている。

 

副業を認める会社が増えつつあるから、これからは月給以外に収入を得る人が増えてくるだろうね。そんな時代なのに組織にしがみついていると、会社と一緒に共倒れになってしまう可能性が高い。

 

だからこそ経営者視点、あるいは資本家マインドを持つことで、会社に対して自分の存在価値を認めさせていくしかない時代が来ていると思う。無難に過ごしていれば定年まで雇用が保証された時代は、過去の遺物になりつつあるということだろう。

 

この対談を読んでいて、ボクがサラリーマンを続けられなかった理由がわかったような気がする。経営者視点で仕事をしていても、経営者でないのは事実。だからいつかどこかで、どうしても変えられないものに遭遇してしまう。

 

変えたいけれど変えられない。そのジレンマと仕事に対する愛着とが天秤にかけられてしまう。本当に好きな仕事だったら、ジレンマをどうにか抑えることができるかもしれない。でもボクの場合はジレンマが勝ってきたんだと思う。だから組織に属せず、いまのような生き方になったんだろうなぁ。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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