フェイクか、それとも隠蔽か?
新型コロナウイルスについて、話題にしたくないと思いつつも気になるニュースが多い。世界史に残るような出来事だから、致し方ないだろう。
イタリアでは中国の死者数の2倍になり、スペインも世界第2位の死者数となってしまった。ただどうも気になるのが中国の動向。中国内での感染者がゼロになったという報道や、他国の対応を批判する記事がやたら目につく。
なのにウイルスの発祥地である武漢では、いまだに街の封鎖が続いている。このあたりの矛盾した対応を見ていると、どうしても中国という国の隠蔽体質が気になってしまう。もしかしたら重要なことを隠しているのでは?
そしてこんな記事を見ると、さらにその疑いが増してしまう。
失踪した中国人研究者の「消されたコロナ論文」衝撃の全訳を公開する
今年の2月6日というまだヨーロッパが平和なとき、中国の研究者が新型コロナウイルスについて論文を発表した。広東省広州市にある華南理工大学・生物科学与工程学院(School of biology and Biological Engineering)の肖波濤(Botao Xiao、シャオ・ボタオ)教授ら、生物学に通じる研究者たち。
ところがこの論文は2月の末に削除されている。おそらく政府機関による検閲とのこと。そしてこの論文を発表した研究者たちが姿を消した。これだけでもかなりヤバい。彼らが生きているかどうか、マジで心配してしまう。
そして中国政府がこの論文の内容を否定したと同時に、ウイルスを持ち込んだのがアメリカだという主張をくり返すようになった。このあたりがどうも怪しい。
今朝のニュースでも、G7の会議においてアメリカの国務長官が中国を非難しているとのこと。もちろんウイルスを持ち込んだのがアメリカだという中国の言い分に対して。
その削除された論文が、この記事で公開されている。その内容はかなりヤバい。当初はコウモリを食したことがウイルスの発生源だと言われていた。だけどこの論文の著者たちはそれを否定している。
ウイルスの発生源としてリストにあげたのは2つの研究機関。そのひとつは、感染源と目されている武漢の生鮮市場から280メートル以内にある、武漢疾病管理予防センター(WHCDC)という施設。
そしてもうひとつは、海鮮市場から約12km離れたところにある中国科学院・武漢ウイルス研究所というところ。どちらの施設もウイルスを集めたり、それに関する研究を進めていた。コウモリを集めて動物実験もやっていたらしい。
どちらとは限定していないが、この2つのどちらかから、実験中にコロナウイルスが漏れ出た可能性が高いとの論文だった。いわゆる生物兵器的なものではないけれど、ずさんな管理によって研究施設外の新鮮市場に飛び火した可能性が高いそう。
中国政府が論文を削除して明確に否定している以上、この事実が認められることは永遠にないだろう。もしこの事実を認めたなら、他国から賠償請求される可能性がある。イタリアやスペインにすれば、黙っていられないだろう。
もちろん本当にこの論文がフェイクの可能性だってある。信じるか信じないかはその人しだい。まぁ、信じたところでどうしようもないけれどねwww
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