このピザなら絶対に食べたい
コロナ禍で昨年の1月からまったく外食をしていない。といってもコロナ以前から外で食べる夕食は年に1度あるかどうかで、月に数回のランチをしていた程度。だから何がなんでも食べたいと思うものは特にない。安心できる材料で、自分たちの好みの味付けをしているわけだから、自炊に勝るものはない。
ただ外食をしなくなって、食べられなくなったものがある。それはピザ。
イタリアンが大好き。パスタは自宅でソースを作っているので問題ない。だけどオーブントースターしかない我が家では、満足のいくピザを作れない。ピザに関していえば、プロが焼いたものにかなわない。
冷凍ピザなら食べられるけれど、あれは似て非なるものでピザではない。宅配ピザもコストに見合う味じゃない。それゆえピザに関しては、たまに食べたいと思うことがあっても我慢している。
少し足を伸ばせば、神戸三宮にイタリア人のご主人が経営する大好きなお店があった。ところがコロナ禍で廃業されてしまった。だから新しいお店を探すのが面倒で、ますますピザから遠ざかっている。
だけどこんなピザがあれば絶対に食べるだろう、と思うものが紹介されていた。
ローマに登場したピザ自販機、記者と地元っ子が試食した感想は?
自販機が得意な日本にも、ピザの自販機はあった。だけど冷凍ピザが電子レンジでチンされて出てくるだけ。味なんてひどいもの。ところがローマで登場したピザ自販機はちょっとちがう。
その自販機の名前は「ミスター・ゴー」という。イタリアのローマは、深夜に営業している飲食店が少ないそう。そのうえコロナ禍によって、閉店時間も早くなっている。そこでローマの起業家がこの自販機の開発に資金を注いだ。リンク先の記事は、CNNの記者がそのピザを実際に食べた体験記。
タクシーの運転手に場所を告げると、ピザの自販機を知っていた。だけどバカにしているようで、あんなものよりもっと安くて美味しいピザが食べられるといいきる。まぁ、ローマならそうだろうとボクも思う。でも興味があるらしく、タクシーの運転手さんも立ち会った。
この自販機がすごいのは、スイッチを入れてから機械が粉を練ること。記事から抜粋してみよう。
『ピザは「クラシック・マルガリータ」「クアトロフォルマッジ(4種類のチーズ)」「スパイシーサラミ」「パンチェッタ(ベーコンの1種)」の4種類。記者がクアトロフォルマッジ(6ユーロ=約770円)を選ぶと、自販機が動き始めた。
記者の目の前で、水と小麦粉が混ぜられて円盤状の生地が出来上がり、トマトピューレとトッピングが載せられて、最後に小さなオーブンで焼き上げられた。その工程は最初から最後まで衛生的に見え、ピザは驚くほどおいしそうに見えた』
記者の感想としては、かなり美味しかったとのこと。タクシーの運転手さんも想像を超える美味しさだったようで、自分が機械をバカにした手前、美味しいといいたいのをこらえている様子だったらしいwww
その場で作って焼くというのはすごい。機械はピカピカだったそうで、2〜3日ごとに解体して洗浄、消毒をしているとのこと。もしこんなピザが徒歩圏内にあれば、ボクは絶対に食べるのになぁ。日本でここまでする人はいないだろう。
しばらくはピザなしの生活を続けるしかなさそうだね。
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