ダイエットに有効な食事時間
４〜５年前はダイエットを意識していた。だけどある食習慣を始めて体重が落ち着いてから、ダイエットを考えなくても体重が増えなくなった。むしろうっかりすると減っている。
その食習慣はウイズコロナ生活にもマッチしていて、コロナ太りよりもコロナ痩せしたほど。カロリーを制限しているわけでも、特別な運動をしているわけでもない。ただ決まった時間に食事をするという食習慣を実践しているだけ。
その食習慣で意識したのは、断食効果を考慮してのこと。断食のメリットはいろいろある。そのなかでボクが重視しているのは、胃腸を休ませるということ。といって定期的に断食をやるのは面倒。そこで考えたのが、日々プチ断食をするという食習慣。
朝食から夕食までの食事を、10時間以内に終えることを目指した。つまり毎日14時間の断食をすることができる。たまたま何かの記事で、12〜3時間ほど食事の間隔を空けるのは健康的だということを知ったから。
これをやろうと思うと、必然的に夕食時間が早くなる。朝起きるタイミングはいつも同じなので、そこから10時間で夕食となると一般的にはかなり早い。でもその食習慣を続けるようになって、体重が増えるということがなくなった。不思議なことに早めに夕食を取っても、夜遅くなって空腹を感じることはまったくない。
以前からその理由が気になっていたけれど、先日にこんな記事を見つけた。
1日3食を早めかつ10時間以内に済ますことがより健康的であると判明
リンク先の記事のタイトルは、まさに我が家の食習慣そのもの。４〜５年は続けている食習慣はダイエット的に効果のあるものだった。ダイエットの基本はカロリーを抑えることは変わりない。食べる量が消費カロリーを超えたら太るのは当たり前。
だけどリンク先の記事によると、量だけでなく食べる時間帯もダイエットに大きな影響を及ぼすことがわかったそう。アメリカのある病院の研究チームが食事時間とダイエットの関係を調査した。
結論から言えば、遅い時間に食事をすると食後の空腹感が２倍以上になるという結果が出た。17時に夕食を済ませたグループと、21時に夕食を済ませたグループの血液検査でちがいが出ている。記事から抜粋してみよう。
『遅い時間に食事をしたグループは、摂食抑制の働きを持つレプチンというホルモンの血中濃度が低かったことが判明しました。また、遅い時間の食事は消費されるカロリーが約60キロカロリー少なくなることもわかり、一般的に言われている「遅い時間に食事をすると太りやすくなる」ことが示されました』
なかなか興味深い結果。ボクが早めに夕食を済ませても空腹を感じないのは、レプチンというホルモンが機能しているからだろう。さらに早めの食事の方がカロリー消費が多い。同じ量を食べていても、時間を考慮すれば太る要因を排除できるということらしい。
この食習慣が可能なのは、ボクが自宅で仕事をしているから。京都にいたときのように、会社勤めをしていたらそうはいかない。印刷会社にいるときなんか、平均的に帰宅するのが午後８時ころ。遅いときは深夜になることもあった。そんな状況で14時間も食べない時間を確保するのは難しい。
だから誰にでもできるという食習慣ではない。でも遅い時間に食事をすると、お腹がすきやすいということぐらいは意識しておくべきかも。肥満に悩むアメリカらしい研究だなぁと思った。
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