最後までブレないジャック・ライアン
ここ数週間バタバタしていたので、定番のドラマがなかなか鑑賞できなかった。今日、ようやく最新シーズンの最終回までを観ることができた。
2023年 映画#139・140
『トム・クランシー/ CIA分析官 ジャック・ライアン』(原題:Tom Clancy’s Jack Ryan)・シーズン4:エピソード5『ウーコン』・エピソード6『実証』という2023年のアメリカドラマ。前回までの感想については、『表向きの平和は常に不安定』という記事に書いているので参照を。
ジョン・クラシンスキーがジャック・ライアンを演じるドラマシリーズのファイナル・シーズン。ラストの2作品をまとめて観た。ボクはジョンの実生活の妻であるエミリー・ブラントの大ファン。だけどこのシリーズですっかりジョンのファンになってしまった。
写真の中央にいるのがジョン・クラシンスキー。そして左右にいるのがこのシリーズのレギュラーである、ウェンデル・ピアースとマイケル・ケリーというベテラン俳優。この2人の活躍なしにこのドラマは成立しないと思う。
今年の6月に放送された新作なので、ラストの2回はネタバレなしにしておこう。これからまだ観る人もいるだろうから。このシーズン4のエピソード1で、ジャックがいきなり拷問を受けている。そしてそうなる以前のドラマになっているけれど、このラスト2回で拷問シーンに至る過程がわかる。
このシリーズのジャックは最後の最後まで真犯人を追い詰めている。それはこのシーズン4でもブレていない。表向きの事件は解決して、危機一髪で大惨事を防ぐのは他のシーズンと同じ。そしてラストシーンで、最大の黒幕を追い詰める。これまたこのドラマらしい終わり方だった。
このラストシーンの爽快感を味わうために、これまでの物語があったということ。これでジョン・クラシンスキーのジャック・ライアンが最後だと思うと本気で寂しい。このドラマで彼は新しい境地を開いたように思う。肉体もかなり鍛えているようなのでアクション映画のオファーが増えそう。
さらに彼は監督としても評価されている。妻のエミリー・ブラントと共演した『クワイエット・プレイス』は俳優としてだけでなく、監督としても高評価を得ている。これからの活躍がさらに楽しみな俳優さん。いつか夫婦でオスカーを受賞する日があればいいなと思う。
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