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高羽そらさんインタビュー

映画の内容より感動したもの

すっかり秋の空気になったけれど、まだ昼間はそこそこ暑い。今日も外出して帰ってくると、汗びっしょりになった。平年よりまだ4〜5度は高いらしく、猛暑の影響がこの時期になっても残っている。

 

来月の上旬に久しぶりの遠出外出を予定している。これだけ暑いと服装に悩んでしまう。普段ならジャケットが必要だろうけれど、この様子ならシャツ1枚で外出できそう。まぁ身軽な方が動きやすいので、このままの暑さが続いてくれていいかもね。

 

さて、久しぶりにマフィア映画を観た。この手の作品で『ゴッド・ファーザー』シリーズを超えるものはない。あれは別格だからね。予想どおり映画としては平凡な内容だった。だけどボクはそれ以外の部分で感動した。

 

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2023年 映画#148

『ギャング・イン・ニューヨーク』(原題:Gotti)という2018年のアメリカ映画。ニューヨークのマフィア組織の一つであるガンビーノ一家のボスだった、実在の人物であるジョン・ゴッティを描いた伝記映画。ジョンを演じているのは写真のジョン・トラボルタ。

 

ボクは彼の大ファンで、特に悪人役の彼が大好き。普通の映画では最高の笑顔を見せる彼も、マフィア役となると背筋がゾワゾワする恐ろしい表情を見せる。この作品のジョン・ゴッティという人物もかなりのクセ者。

 

刑務所で服役中なのに、看守を買収して医師の親切を受ける理由で外出。そして人を殺して刑務所に戻ってくるというすごい男。映画の前半は彼が元のボスを暗殺してトップへと登りつめるまでの物語。

 

後半は部下の裏切りによって仮釈放のない終身刑を受け、病気になって2002年に刑務所で亡くなるまでの内容。死ぬ前に逮捕された息子を助けるため、これまでの出来事を語りながら、司法取引によって息子を釈放させようとする。

 

映画の構成としては、過去と現在が入り混じって見づらい。マフィアの連中が誰も似た雰囲気なので、それぞれのキャラを理解する前に物語が進んでいく印象。ジョン・ゴッティという人物は興味深いけれど、脚本の構成としてはテンポ感の悪い作品になってしまったように思う。

 

ただ最初に書いたように、ボクは別の意味で感動していた。なぜならジョン・ゴッティの妻を演じたのは、プライベートでジョン・トラボルタの妻であるケリー・プレストンだったから。この映画の公開は2018年。でも彼女は2020年に乳がんで亡くなっている。だからこの作品が彼女の遺作となった。

 

ジョンとケリーの夫婦は仲がいいことで有名。妻のケリーが亡くなった時、ジョンの落ち込みようは半端なかったそう。娘と息子がいることで、どうにか前向きに生きていける状況だったのだろう。世間に内緒でケリーは2年間も闘病していた。つまりこの映画の公開時には病気がわかっていたということ。

 

先ほどの写真がジョン・トラボルタとケリー・プレストンのツーショット。映画のシーンなのを忘れて見入ってしまった。ジョン・トラボルタのマフィア役を観ようとして、まさか彼の妻の遺作を観ることになるとは思わなかった。そういう意味では、彼にとってこの作品は忘れられないものだろうと思う。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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