素敵なラブストーリーだった
昨日は午後からかかりっきりでiPhone15の初期設定。今日は各アプリの設定・動作確認と、iPhone11の初期化を無事に済ませた。あとはドコモから下取りキットが届いてiPhone11を郵送したら終わり。毎年やっていることじゃないので、何かと時間がかかる。
これで明日からは通常モードに戻れるかな? それに合わせるかのように秋分の日の今日から、一気に夏から秋へと空気が入れ替わった。昼間は歩くと汗ばむけれど、朝晩は本当に涼しい。ミューナも夏用の昼寝シートから、秋冬用の昼寝布団に交換。朝から気持ちよさそうに眠っている。
2日間は『夢体脱日記』をお休みしたので、明日からブログを復活させよう。もちろん夢体脱を体験できた場合だけれどね。涼しくて爆睡してしまうかもwww
さて、お気に入りのファンタジー作家を追いかけているけれど、ようやく下巻を読むことができた。
2023年 読書#85
『銀をつむぐ者 スターリクの王妃』下巻 ナオミ・ノヴィク著という小説。上巻の感想は『女性たちが戦うファンタジー』という記事に書いているので参照を。
この物語は氷の世界の王と炎の魔物との戦いが主流。そういう意味ではヨーロッパの古い伝説が元ネタなんだと思う。まだ新しい作品なので、ネタバレはしないでおこう。対立の構図だけを紹介する。
メインの主人公はミリエムというユダヤ人の金貸しの娘。氷の世界のスターリク王は、ミリエムが魔法の力を持っていることに気づいた。それで彼の王国にさらって形式的な王妃とした。目的は氷の国の銀を全て金に変えさせること。
もう一人の主人公はイリーナという公爵の娘。ミリエムがスターリク王から預かった銀で作った宝飾品を手にした。そしてそのパワーの影響で皇帝と結婚することになる。実は皇帝には炎の魔物が憑依していて、目的は氷の国の銀をもつイリーナを喰らうことだった。
このミリエムとイリーナがある場所で出会う。そして氷の王と炎の魔物を戦わせることで、両者を滅ぼすことができるだろうと考えた。その計画がうまくいき、下巻の前半は氷の王と炎の魔物の戦いになる。
だけどその戦いは思惑どおりに運ばず、さらに悲惨な結果を招くことになった。そこでミリエムとイリーナは命をかけてあることを実行する。ここが物語の最大のクライマックス。この後半の展開が素晴らしかった。
結論から言えばハッピーエンド。そして予想もしなかった素敵なラブストーリーとして終わる。秀逸なファンタジーであり、かつ胸が熱くなるラブストーリでもある物語だった。さて、著者の他の作品を追いかけるとしよう。すっかりナオミ・ノヴィクのファンになってしまった。
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