一人ではできなかった偉業
昨日にXでポストしたけれど、Apple Musicの履歴がバグったまま。履歴に基づいて新譜をヘビロテしていたので、ちょっと面倒なことになっている。
だけどボクはApple Musicと付き合いが長い。だからたまにこのバグに遭遇して困ったことで、きちんと対処できている。スマートフォンのメモに履歴を残している。入れ替えがあるたびに記録しているので、誰のアルバムを聴いていたのかすぐにわかる。
履歴には36枚のアルバムが表示されていたので、さすがに全部を記憶できない。でもその記録を残しているから余裕で再生している。まぁそのうちバグが戻るだろうけれど、この程度のトラブルでは困らないよう多少は学んでいる。トラブルに遭遇する経験は大切だよね。
でもどれだけ経験を積んでも、一人ではどうしようもないことがある。懐かしい映画を久しぶりに観て、そのことを再認識した。
2023年 映画#149
『アルゴ』(原題:ARGO)という2012年のアメリカ映画。1979年にイラン革命が起き、イランのアメリカ大使館が占拠された。その際、逃亡した6人の外交官。カナダ大使公邸に隠されていたけれど、イランから脱出できない。それどころかすでに調査が進められていて、このままでは殺されてしまう。
その6人を救い出したトニー・メンデスというCIA工作員。その実話に音づいて映画化された作品で、ボクは映画館で2回、さらにDVD等でも数えきれないほど観ている。BSで放送されていたので久しぶりに観たけれど、やはり最初から最後までハラハラドキドキする素晴らしい作品だった。
オスカーを受賞した有名な映画なので、内容の説明はいいだろう。ボクとしては今年に亡くなったアラン・アーキンのファンなので、ちょっと寂しさを感じてしまった。相変わらず主演のベン・アフレックはかっこいいし、監督としても素晴らしい作品を残してくれたと思う。
この脱出を成功させたのは、もちろんトニー・メンデスの功績。だけど彼だけではどうしようもない。まずは外交官の6人の絶対的な協力がいる。カナダの映画クルーに偽装した脱出だから、完璧な演技が要求される。カナダ大使の命をかけた協力も必須だった。
それだけでなくアメリカ本国での援助も欠かせない。ラスト近くで取り消された航空券を再発行する場面は、何度見ても緊張で息が詰まりそうになる。もちろんイラン空港の警備隊長が、国際電話で映画プロデューサーに連絡をとるシーンもドキドキ。
政府だけでなく映画界の助けがあったからこそ、6人の命が救われた。偉業や奇跡というのは、大勢の人たちの協力があって完成すると思う。もしまだこの映画を観たことがない人がいれば、ぜひ観てほしい。多少の脚色はあるけれど、本当に奇跡が起きたことを実感してもらえると思う。
<お知らせ>
最新刊の『夢体脱』が全国の書店、並びみAmazon等のECサイトで販売中です。2012年に出版した『夢で会える 体外離脱入門』は、非物質世界の存在に『会う』ことがメインテーマでした。
でも『夢体脱』ではその出会いをどのようにして実生活に活かしていくかをテーマにしています。旧作を読んだ方にも新しい洞察が得られる内容になっています。是非ともよろしくお願いします。
Amazonでは単行本と同時に、Kindleの電子書籍でも購入していただけます。こちらからどうぞ。
ハート出版さんのサイトでも『夢体脱』の概要をご覧いただけます。こちらからどうぞ。
ブログの更新はFacebookページとX、並びにThreadsで告知しています。フォローしていただけるとうれしいです。
『高羽そら作品リスト』を作りました。出版済みの作品を一覧していただけます。こちらからどうぞ。