SOLA TODAY Vol.269
ファミレスで食事をするのは、半年に一度あるかどうか。行くとすれば歩いていける範囲で、なかでもお気に入りなのはロイヤルホスト。
ただし、ちょっと面倒なことがある。ここは呼び出しボタンがない。お水もセルフじゃない。
だからお水を欲しいと思っても、いちいち店員さんに声をかける必要がある。注文するときも、まだ決めていないのにテーブルに来られてあわててしまう。
たまにいくサイゼリアなら、とりあえず呼び出しボタンがある。それはそれで便利だけれど、追加注文をするときには二度手間だよね。店員さんに2往復してもらう必要がある。さらにうるさい。混雑時に行くと、あちこちで「ピンポン!」という音が鳴り響く。
そんな不満を解消してくれるものが、すでに実用化されている。
お客様の要望がすぐわかる、日本初!キューブ型コールベル:飲食店向けIoT「ヌードー(noodoe)」
これはかなり面白い。テーブルの上にキューブ型のものが置かれていて、側面には「お水」「お会計」「次の料理」「片づけ」「呼び出し」という文字が書かれている。
ここから自分の要望を見つけ、その文字が上になるようにキューブを置くだけでいい。すると即座に店員さんがつけているリストバンドに、どのテーブルでお水が欲しい、ということが伝わる。
音は鳴らないので静かだし、店員さんは二度手間にならない。お水を用意して、いきなり持っていけばいいだけ。なんでもないことのように感じるかもしれないけれど、1年トータルして考えたらかなり大きいはず。人件費の節約にもなるよね。
絵でも書かれているので外国人も大丈夫。うっかり防止機能もついていて、ある時間以上キューブが倒れたまだと、店員さんに通知がいくらしい。悪質ないたずらでなければ、たいていはお願いすることで済むとのこと。
キューブの内容については変更が可能。たとえば居酒屋さんなら「ビール」という項目に変えるだけで、かなり便利だろう。
よく考えたよねぇ。ボクが外食するときに避けたいのは、店員さんとの無駄な会話。いや、これは外食に限らないかな。スーパーでの買い物や散髪等も含めて、できるだけ知らない人と会話したくない。
だからカウンターしかなくて、板前さんと会話しなければいけない店なんて、どれだけ美味しくてもストレスになる。そんなボクだから、このようなシステムは大歓迎。導入してくれる店舗が増えることを望む。
最終的にはテレパシーですべてが伝わるようになればいいな。黙ってすわったら、食べたいものが出てくるとか……。
さすがにそれは無理か〜〜www
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