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高羽そらさんインタビュー

幽霊について思うこと

毎年新しいiPhoneの発売のニュースを見ると、秋が来たのを感じますね。1年前に初めてiPhone5Sを手にしたのがついこの前のようです。一度でもiPhoneを使うと手放せなくなりますね。

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昨日撮影した白粉花です。夏から秋に移り行く季節を感じさせてくれる花です。今朝は肌寒いくらいの朝でしたが、昨日のローカル番組で夏の最後の怪談を放送していました。ということで今日の「思うこと」は幽霊について少し書いてみます。

いつも書いていますが、あくまでも個人的な意見として読んでくださいね。幽霊の正体は「私」というアイデンティティを持った「自我」です。その「自我」が恨みや怒りという強烈な感情的エネルギーを糧にして具現化したものです。

「自我」は本当の私たちではありません。それが生きている人間にとっても同じです。だから人間が死んだあとその本質は行くべき場所へ旅立ちますが、何らかの原因で「自我」だけが取り残されてしまうことがあるのです。人間の本質である魂が何かに囚われて幽霊となっているのではありません。

私は大きく分けて幽霊には3つのパターンがあると思います。

そのひとつは、人間が死ぬときに消滅を恐れた「自我」が強烈な抵抗をする場合です。あるいは怒りや恨みという強烈な感情を抱いたまま死ぬ時です。物質世界で肉体を維持するのには大量のエネルギーを要しますが、肉体を持たないかげろうのような「自我」にとってわずかな感情エネルギーで「私」を存続させることができるのです。

もうひとつは、生きている人間が送り出す「自我」の具現化です。「自我」は本当の私たちではありませんから、多重人格者のように多くの側面を持っています。生きている人間のパワーは強烈です。誰かに対して強烈に怒りを感じたり恨みを感じると、その「自我」の一部がそのエネルギーを伴って放たれます。いわゆる生き霊というものですね。ほとんどの場合、送り出した本人は気がついていないと思います。

最後の幽霊のパターンは、人間の集合意識が創り出したものです。例えば親戚一同が集まって、亡くなった人をお墓で偲んだとします。まるでそこにその人がいるかのように話しかけます。そうした人間の意識がひとつになると、そのイメージされた人物がアイデンティティを持って「自我」として具現化するのです。だからもちろん、亡くなった人の本質は全く関与していません。

いわゆる心霊スポットで撮影されたりする幽霊はこのパターンが多いと思います。誰かが口からでまかせで、廃虚で幽霊を見たと嘘をついたとします。髪が長くて白い服を着た女性だったと……。噂を聞きつけた人が集まってそのイメージをその場所に放つと、やはりアイデンティティを持った「自我」として具現化するのです。

「自我」がそうしたエネルギーを持つことで具現化した幽霊というものは、それなりに生きている人間に影響力をもたらします。かげろうのような存在であっても、存続するためにはエネルギーを必要とするからです。その糧となるのは具現化することの原因となった感情エネルギーです。

だから常に誰かを恨んでいる人には、恨みのエネルギーで具現化した「自我」が近づいてきます。餌を周囲に放っているわけですから……。いつも怒っている人も同じですね。あるいは常に恐怖を抱えている人も引き寄せます。実体のない影のような存在ですが、そうして特定の人にしがみつくこともあるのです。

一番いいのは餌をあげないことです。糧となるエネルギーが得られなければ自然と離れていきます。あるいはそのまま消滅していきます。もちろん、餌となるネガティブなエネルギーと逆の方向性を持つエネルギーで相殺することで消滅させることもできます。

このブログの場で多くを書くのは限界がありますが、簡単に言えば無視が一番。どうせ餌を周囲にばらまくなら、妖精や天使が近づいてくる餌のほうがいいですよ〜〜expression/eps_emoji_013.gif

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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