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高羽そらさんインタビュー

ガストンとの対話 Vol.28

ガストンさん、これ本当に100回まで続けられるのでしょうかね? その先には何があるのでしょうか?

「またいつもの自己嫌悪が始まったようだな。一喜一憂していても仕方あるまい」

そうなんですが。自分に足りないものがわかっていて、どうすればいいかもわかっています。でもすぐに結果が出ることばかりではありませんし、途中経過を見てもうまくいっていないように感じることがあります。せっかちなのでしょうか。

「それが時間というものが与えてくれる試練であり恩寵じゃよ。自分を信じることと忍耐力を学ぶことができる。目先の結果だけでなく、人生全体を見渡す視野の広さが必要だな」

でも日々のモチベーションを維持していくのは大変です。何かアドバイスをいただけないでしょうか?

「暇だから余計なことを考えるのだよ。立ち止まって思考停止するのは困るが、考えすぎて動けなくなることもある。どちらも暇だからだよ!」

暇って言われても……。それじゃ元も子もないですよ。

「時間についての悩みは、時間を理解するしかない。時間の特性とは何だ?」

時間の特性ですか。時間は距離だと言われていましたよね。スタートとゴールがあることですか?

「よくわかっているではないか。現実世界は時間の世界であり、必ず始まりと終わりがある。それは万物に適用される法則だ。終わりに向きあうことで見えてくるものがある。お前さんにとっての終わりはわかるな?」

死ぬことですね。死を意識することで、時間についての悩みが解決するということですか?

「解決などしない。死を意識することは、より深い苦悩を呼び込む。それゆえ誰もが知らないふりをして過ごしている。まるで命が永遠に続くかのように毎日を生きている。だからいつか悩んでいる問題が解決するであろうという、救いようのない錯覚で人生に向きあうことから逃げておるのだ」

交通事故で亡くなった人は、まさか自分が前日に人生最後の日を過ごしているとは思っていませんものね……。

「生まれた瞬間から、死に向かってカウントダウンしていることを真剣に見つめるべきだ。それがいつかはわからない。明日かもしれないし、20年後かもしれない。だが全ての人間が平等に死へと向かっているのだ。目を背けることではない」

今日が人生最後の日だと思って、全力を尽くすということですね。そうしてモチベーションを維持していくと。

「深刻になることではないが、真剣であるべきことだ。何も難しく考えることはない。ひとつひとつの出来事に、これが最後かもと思って全力を尽くすことだ。仕事でも家事でも同じこと。今日できることをやりきったという満足感を積み重ねることが大切だ」

なるほど、そう考えていたらやることが山積みですね。余計なことを考えている暇な時間がもったいないと思います。その日に得られる小さな満足を積み重ねていきたいですね。

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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