サボテンのSOS
朝から眩しい太陽が輝く神戸ですが、昨晩の午後９時ころからもの凄い雷と雨
午前２時になっても、まだ鳴り続けていました。今朝はかなり寝不足で意識が集中できないので「ガストンとの対話」はお休みです。
寝不足になったのは雷だけが理由ではなく、布団に入ったのが午前２時近くだったのです。昨日のブログに書いていましたが、妻は京都の親友と大阪で会っていました。夕方には帰ってきて、迎えにいった私と食事をする予定でした。
でもその友人にちょっとしたトラブルがありまして、妻の帰宅が午後11時半ころになっちゃたのです。結局夕食どころではなくなって、妻はお昼から何も食べていない状態。私も昨日のブログで紹介したカレーが最後の食事でした。
妻は疲れていたようですが、それでもいろいろ面白い話が聞けて、話し込んでいるうちに眠るのが遅くなりました。えぇ〜マジ！というような出来事って、意外に日常で起きるのですね。そういえばその友人はつい最近、大阪でビルから飛び降りた女性を目の当たりにした経験があるそうです
そんなわけで私はミューナ、そしてサボテンのサボちゃんとお留守番をしていました。去年の春に種から植えて育てているサボテンでして、元気な２つだけを残して可愛がっています。来年の春には大きな鉢に植え替えてあげる予定です。
今の時期は暖かいので、朝になるとバルコニーに出してあげて、眠る前に部屋のなかに入れてあげます。そのサボちゃんに、昨晩話しかけられました。
留守番しながらプロ野球の日本シリーズの第２戦を見ていました。接戦でしたが、残念ながらタイガースは負けちゃいましたけれどね
終盤の８回くらいを見ているころです。テレビを見ている私の視野に、一瞬ですがサボちゃんの映像が紛れ込みました。うまく説明できませんが、テレビの画面に覆い被さるような印象です。あれ？と思った瞬間（部屋のなかに入れてほしい……）という気持ちを感じたのです。
朝から晴れていましたから、いつもなら眠る前までは入れません。でも気になったので、まぁいいかと思って部屋のなかに入れてやったのです。その20分後。
テレビで見ている甲子園では雨が降り出しました。甲子園は我が家のバルコニーから照明の灯りが見える距離ですから、こちらも雷の光が眩しく、地響きのような音が聞こえ出しました。そして大雨。いつものままでしたら、サボテンはびしょ濡れになるところでした。
大雨を感じたサボちゃんが、必死で私に訴えたのでしょうね。そう思うととても可愛くて、いじらしく感じます。
そしてもう一人の留守番であるミューナ君。雷は大好きですから、楽しそうに窓越しに眺めています。会話を妄想するならこんな雰囲気です。
「なぁ、お父さん。お母さん帰ってきいひんなぁ。雷鳴ってんで。それはそうと、もうちょっとかつお節くれへんか？」
「もうあかん。お母さんが３回だけってゆうてたやろ。ちょっと食べ過ぎや！」と私。
「ふん、いけず！ しゃあないなぁ。あっ、もう10時やんけ。お肌に悪いから、お父さん、俺はもう寝るわ」
と言ったかどうかわかりませんが、ミューナは午後10時ちょうどになると、ひとりで寝室に移動してベッドで寝ていました。妻の帰りを心配して待っている私を置き去りにして……。
ということで、ミューナが時計を認識しているのでないかという疑惑が確信に変わりました〜〜
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