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高羽そらさんインタビュー

メチャ気になる Vol.64

「あの人は運がいいね」という言葉を耳にすることがあります。何かの偉業を成し遂げた人から「いや〜、運がよかっただけです」という言葉を聞くこともあります。突然舞い降りてくるかのように感じる「運」。はたして、「運」というものは存在するのでしょうか?

 

興味深い記事を見つけました。

 

行動経済学は「運がいい人っているの?」という問いにこう答えた──話題の翻訳書、訳者が語る! 第3回『アリエリー教授の人生相談室』

 

この記事は、推薦したい本を翻訳者自身が紹介する企画です。著者はデューク大学の行動経済学者であるダン・アリエリー教授で、本のタイトルは『アリエリー教授の人生相談室 行動経済学で解決する100の不合理』です。

 

ウォール・ストリート・ジャーナルで連載されているコラムを書籍にしたもので、アリエリー教授が読者の質問に答えています。この本のなかで翻訳者の櫻井さんが最も心に刺さった部分を紹介されています。記事から抜粋させていただきます。

 

〜以下抜粋。

 

今日はこの本の中で訳者の心にとくに響いた、とっておきの回答を紹介させてほしい。

「運がいい人って本当にいる?」というエイミーさんの質問。
これに対して教授は、「運のいい人とは、人よりたくさんのことをしょっちゅう試している人だ」と返している。

試す回数が多いからこそ、成功することも多いのだ、と。
たとえばバスケットボールで、100%確実なときにだけシュートする選手と、成功率は50%だがシュートする回数が格段に多い選手がいたとする。この2人を比べたとき、全体としてのゴール数が多いのは、後者だ。

続けて教授は、人生はバスケットボールとは違って、シュートが入るか外すかの二択ではなく、何かの選択や決定に至るまでに、多くのステップがあるものだと指摘する。
だから小さな実験を繰り返し、有望でない道を切り捨て、細かく軌道修正していけば、必ずうまくいくのだと。

シリコンバレーでよくいわれる「Fail fast(すばやく失敗する)」の教えだが、こんなに心に刺さったのは、教授の生き様がこれ以上ないほど表れている回答だからだろう。

 

〜以上抜粋。

 

この文章は私の心にも刺さりました。運のいい人と呼ばれている人は、誰よりも実際に行動している人なのです。行動経済学という分野があるのを知りませんでしたが、とてもわかりやすい答えです。

 

プロ野球で言えば、打席に立つ回数が多いほどヒットの量が増えます。大リーグで活躍するイチローが年間安打数の記録を更新したとき、彼は1番バッターでした。つまり誰よりも多く打席が回ってきます。分子の数字を上げることも大切ですが、分母を増やすことでよりチャンスを増やすことが可能です。

 

もちろんそれだけ努力が必要だということです。失敗を重ねつつ挑戦し続けていく努力は、並大抵のものではないはずです。才能だけでなく、強い意志と情熱が必要です。そこまで汗を流して、ようやく『運がいい』と呼ばれるようになるのでしょう。

 

幻冬舎の社長をされている見城さんの言葉で、大好きな名言があります。

 

『これほどの努力を、人は運という』

 

「あの人は運がいいからね」と軽口を叩けるのは、血のにじむような努力ゆえの結果だと想像することができないからでしょう。さっそくこの本をチェックして、読んでみようと思っています。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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