父と娘のラブストーリー
今日は台風の影響で雨を覚悟していました。昨日の天気予報も雨。ところが朝から太陽が燦々と輝いています。ネットで天気予報を確認すると、すでに変更済みでした。
自宅マンションの玄関を出るとこんな感じでした。台風はどこ? と言いたくなりますよね。
そして暑い。昨日までの台風っぽい風は消えて、湿度の高い蒸し暑い風が吹いています。神戸の最高気温は33.2度。大阪は34.8度で猛暑日直前です。この暑さも台風の影響なのでしょうが、ちょっとウンザリです。
期待できそうなのは夕立です。ブログを書き始めた午後4時半時点で、南から黒い積乱雲が近づいています。運が良ければ雷雨になるかもしれません。ここのところ熱帯夜が復活していますので、雨が降れば涼しい夜になるのですけれどね。
さて、今日も録り貯めしていた映画を観ました。心温まるとても素敵な映画でした。
『世界で一番パパが好き!』(原題: Jersey Girl)という2004年のアメリカ映画です。この邦題はいただけません。めちゃセンスが悪いですね。原題のままでよかったと思います。でも映画は最高。わたしのなかでは『ラブ・アクチュアリー』に匹敵するほどのラブコメディです。
ラブストーリーといっても、恋人や夫婦ではありません。父と娘のラブストーリーです。恋愛が互いのことを思い、より新しい自分に成長していくためのものだとしたら、まさにこの親子の関係は恋愛といっていいでしょう。変な意味ではありませんよ(笑)
ニューヨークで宣伝マンとして最前線にいたオリーをベン・アフレックが演じています。妻はジェニファー・ロペスが演じていますが、娘を産んだ直後に亡くなります。突然シングルファーザーになったオリーは、記者会見に遅刻したウィル・スミスを罵倒して職を失います。生まれ故郷のニュージャージーで、オリーの父とオリーと赤ん坊の3人暮らしが始まりました。
やがて娘のガーティーが7歳になった時、オリーに再びニューヨークで働くチャンスがやってきます。ところがガーティーはニューヨークに行きたくありません。オリーは葛藤します。そして最後に下した決断は……。
このような映画が大好きです。恋人役のリブ・タイラーがすごく良かった。とってもキュートでした。ベンとリブの組み合わせをどこかで見たことがあるなぁと思ったら、『アルマゲドン』でした。でもこの二人よりも、父と娘がメインでしたね。
面白かったのはベンの親友であるマット・デイモンが企業の面接官役で出ていました。友情出演ですね。落ち込んだベンをいたぶる役だったので、大笑いしてしまいました。さらにオリーが最後の決断をする時、ウィル・スミスが本人として登場します。
この二人の会話が最高でした。ウィル・スミスを罵倒してオリーは職を失ったわけですから、とても皮肉な場面です。効果的な演出でした。前半で名前が出てきたので、絶対どこかで登場すると期待していました。
学芸会のシーンでラストにつながるのは、『ラブ・アクチュアリー』に似ています。娘が『スウィニー・トッド』という作品を学校の舞台で演じます。映画にもなりましたが喉を切り裂くシーンがあるので、小学生がやるような作品ではありません。司会をしていた教師が気絶するのを見て、『アダムスファミリー』という映画を思い出しました。とにかく楽しかったです。
とても心が温かくなってホッとする映画です。『アルゴ』や『ゴーン・ガール』のベン・アフレックと一味違う姿を見ることができます。とてもかっこよくて、娘を全身で愛する父親です。こんなパパなら、「世界で一番パパが好き!」って娘は言うでしょうね〜〜!
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