SOLA TODAY Vol.15
今年の6月、久しぶりに東京へ行きました。その際ルートをいろいろ調べましたが、神戸から東京へ行く方法はいくつもあります。一般的には新幹線ですが、神戸空港がありますので飛行機という選択肢もあります。料金の安さを狙うなら、高速バスも利用価値があります。
でも地方によっては多くの選択肢が持てない場合もあります。さらに遠方なら、時間も費用もかかりそうですね。ところが面白い記事を見つけました。東京までの距離と費用が、完全な相関関係にあるとは言えないようです。
東京まで物理的距離ではなく交通費が各都道府県からどれぐらいになるかが一目瞭然の「交通費変形地図(都道府県ver)」
とても面白い地図です。普通の地図は物理的距離に基づいて作成されます。しかしこの記事で公開されている地図は、全国の都道府県から東京までの距離ではなく、移動にかかる費用です。金額の大小によって地図を作っているので、かなりユニークな日本地図になっています。
基本的に最安パターンを比較して作成されています。最も東京に近いのは神奈川県。これは納得です。引き続いて埼玉や千葉という、東京近郊の県が近い場所に位置づけられています。
北のほうを見ると、北海道や青森より、新潟や秋田が東京から遠くなっています。北海道と東京を行き来する人が多いので、より便利で安い方法が提供されているのでしょう。
わたしが住む兵庫県は、京都や大阪に比べたら東京から離れますが、まぁまぁという場所です。福岡や沖縄が兵庫県のすぐ近くにありますので、これらの県と東京のアクセスが便利なのだとわかります。この地図を眺めていると、いろいろなことが見えてきますね。
さて東京から最も遠い場所に配された都道府県はどこでしょうか? これはちょっと驚きましたが、長崎県でした〜〜!
長崎の方が東京へ出るのは、日本で最も費用がかかるということです。ちなみにこの地図は進化中らしく、Googleでスプレッドシートが公開されているので、共同編集が可能になっています。ですからもっと安い方法が発見されたら、この地図の位置が変更になるかもしれません。
この地図の面白いところは、地図という概念を利用しながら、視点を変えたことです。それによって見えにくかったものが、明瞭に視覚化されます。このような手法は他の分野の仕事や、わたしたち個人の生き方にも応用できそうです。今までと違う方向から観察することで、新しい可能性が見えてきますね。
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