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高羽そらさんインタビュー

SOLA TODAY Vol.30

現状の壁を越える変化をもたらす最強のもの。それは「必要に迫られる」ということです。昨日大学の世界ランキングが発表されましたが、日本の東京大学は世界で39位で、アジアでは4位に下がりました。2年連続のアジア1位はシンガポール国立大学です。

 

今やアジアではトップクラスの経済成長を続けるシンガポールですが、なぜ大学を含めてそこまで成長したのか? それは「必要に迫られた」からです。東京23区と同じ大きさの国土しか持たないシンガポールが経済発展をするためには、外国の人材を活用することが大切です。グローバル化せざるをえないのです。

 

ですから魅力ある大学にすることで優秀な人材を集め、外国の資本を集めることができる企業を育てています。その原動力になっているのが「必要に迫られた」ということです。それほど強いものはないのでしょう。

 

日本の戦後の高度経済成長も「必要に迫られた」からできたことです。ところが近年の日本は、そうした原動力を失っているように思います。経済力も大学のレベルも落ちる一方なのに、日本はアジアで一番だという過去の幻想に縛り付けられています。でも実態は若い人口が減り、高齢化社会という現実に直面しています。でも安倍首相がそのような状況に対して素晴らしい意見を述べておられます。

 

人口減少はむしろ追い風、ロボットやAI活用促す=安倍首相

 

訪米中の安倍首相がロイターの本社で講演をされました。その時の発言です。

 

「少子高齢化で労働人口が減少する中、生産性向上の必要性に迫られることで、むしろロボットや人工知能(AI)の活用に拍車がかかる」

 

前向きで素晴らしい発言です。わたしは自民党支持ではありませんし、安倍首相を特別に応援しているわけでもありません。でも近年の日本の首相としては、とても信頼出来るリーダーとして認識しています。特にこのような発言を見ると、さすがだなぁと思います。

 

そしてこれは時代の流れにも即していると思います。人間がこれまでやっていた仕事の多くは、AIやロボットに移行するのは確実です。労働人口が減少している日本だからこそ、積極的にそうした技術を取り入れていけるという意見です。それは「必要に迫られている」からですね。

 

かといって労働人口の減少を放置する、ということではありません。「日本版のグリーンカード」を創設して、移民を受け入れる体制をとることも同じ講演で発言されています。「日本版のグリーンカード」は、なかなかいい発想だと思います。

 

でもそのためには、日本を移住したくなる国にする必要があります。アジアの他国に比べて価値が下がった日本は、旅行で買い物をするには最適です。でも高収入を求めるのなら、他のアジアの国で暮らすほうがいいというのが現実です。東京大学のランキングがそれを象徴しています。

 

さらに移民を受け入れるだけでなく、難民の受け入れに対しても門戸を開くべきだと思います。もう日本人だけで閉じこもっている時代ではありません。少子化を改善しようとしても限界があります。労働人口を増やそうと思えば、外国人を受け入れていくしかありません。

 

話が逸れましたが、とにかく安倍首相の発言のとおり、日本がAIやロボットの先進国として技術開発に邁進することを期待しています。だって「必要に迫られて」いますからね。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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