やる気スイッチがある場所
予想はしていましたが暑い。10月になったというのに、秋雨前線は北上。それだけでも夏の空気になって暑いのに、台風18号が湿った暖かい空気を本州に送りつけているような気がします。買い物に行って帰ってくるだけで、真夏のように汗びっしょりになりました。
ほんといい加減にして欲しいです。神戸の最高気温は29.5度ですが、大阪の豊中では32度まで上昇しています。九州の熊本は33度ですからね。やっぱり西日本はすでに亜熱帯ではないでしょうか?
そして台風はとんでもない勢力に成長しています。近畿には次の水曜日から木曜日にかけて近づきそうです。木曜日の朝イチに歯科検診があるので、それまでに通過して欲しいのですけれどね。暴風雨圏に入っても歯医者さんは営業するのかな? でも暴風雨のなかを行くのは嫌だし、休診になったら予約はどうなるんだろう?
そんなつまらないことを考えつつ、10月に入って次の仕事に取り組んでいます。この仕事は10日くらいのうちに終えて、年内には長編の新作を仕上げようと目論んでいます。今日も午後から仕事をしていましたが、こう蒸し暑いとやる気が落ちてきます。そういう時はやる気スイッチを押さなければいけません。皆さんは自分のやる気スイッチがある場所をご存知でしょうか? わたしは自分のやる気スイッチがある場所を知っています。
そのスイッチがあるのは、『くやしさ』の感情のなかです。
やる気を出すために、小さなものでもいいですから成功体験は必要でしょう。そして新しい目標に対する成功体験をイメージすることで、モチベーションを高めることができます。でもわたしの場合、ここ一番というやる気はポジティブな感情のなかに見つかりません。
昨晩もいつものように眠る前に読書をしていました。読み始める段階でここまで読むと決めています。でも疲れてきて眠くなる時があります。昨日もつい眠ってしまって、妻に起こしてもらいました。そして気合を入れ直して、予定していた場所までしっかりと読みきりました。
その時にわたしを突き動かしているのは、ポジティブなものではありません。『くやしさ』なのです。
結果を出せないくやしさ。
自分の力を評価してもらえないくやしさ。
努力と才能が足らないのでは、と自分に対して感じるくやしさ。
世話になっている人に恩返しできないくやしさ。
まだまだ数え切れないほどあります。そんないくつものくやしさを思い出すと、奮起せざるをえません。どうにかしてそこから抜け出そう。結果を出せるよう食らいつこう。自分のことを馬鹿にしたやつを見返してやろう。あの人たちに喜んでもらおう。そう思うことでやる気スイッチが入ります。
『自己承認欲求』というものは誰にもあります。自分を認めてほしいと思うのは本能でしょう。でもその思いが他人に向けられると犯罪者になるか、世捨て人のようになってしまいます。自分がくやしさを感じるのは社会や他人のせいだと結論づけてしまうからです。
でもその欲求を自分に向けることで、わたしはやる気に変えています。「くやしさをバネにする」というのは陳腐な言葉ですが、バネにしようと思えば心の底からくやしいと思わなければなりません。わたしが何度もそう思ってきたということです。そしてそのくやしさを真剣に感じることができるのは、まだやる気が残っているということだと理解しています。
ということで今日もやる気スイッチを入れて、インプット並びにアウトプットに集中していきたいと思っています。そしてどの時点に到達しても、次のステップに向けてくやしさを感じることのできる自分でいたいと願っています。ちょっと変わっていますが、それがわたしのやり方です。
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