SOLA TODAY Vol.77
生命の起源が話題になることがあります。生命は自然に発生したものか? それとも生命の種が宇宙から地球にやってきたのか? 事実はわかりませんが、その生命の起源に関するユニークな記事を見つけました。
人間の遺体は、宇宙に新たなる生命を誕生させるきっかけになるのか?
映画では宇宙飛行士が事故で宇宙に漂流してしまうシーンがあります。もし未来においてこのようなことが起きた時、その人間の遺体が生命の存在しない惑星に到着して、新しい生命を誕生させるきっかけになるかどうかを検証した記事です。
結論から言えば、可能だそうです。ちょっとワクワクしますね。宇宙飛行士の事故死は悲惨ですが。
人間の身体は、仮死状態で長期間生存可能な細菌で満ちています。極寒で乾燥した状態の宇宙でも、それらの細菌は生きていくことが可能だとのこと。過去の研究では永久凍土から細菌が採取されたことがあり、仮死状態で100万年を生きることができます。うん、うん、それなら生命の起源になるかもしれません。
でも現実問題としは3つの大きな壁がある。記事にはそう書かれています。
1つ目はどこかの惑星の大気圏を通過するときに、人体が燃え尽きてしまうことがあってはダメです。ですから人間の遺体は宇宙船のような容器に収まっている必要があります。さらにそのままでは細菌が外に出ることは無理ですから、地上に到着した時点で扉が開く必要があります。これはかなり高いハードルですね。
2つ目は遺体の保存状況です。できることならば、氷点よりも少し高い状態で保存できれば、水分を液体のままで保てます。でもこれについては、細菌がフリーズドライでも存在できるので、それほど大きな問題ではないでしょう。
3つ目が難関です。すぐ近くの惑星ならいいですが、そう簡単に生命が存在できそうな惑星に到着できるかどうかわかりません。例えば100万年かかって適した惑星に到着した場合、その期間中に浴びる放射線が半端ではありません。もし仮死状態で細菌が存在していても、宇宙線の被曝量によってはすべての細菌が死滅するか、生存不能な変異を受けてしまうかもしれません。
う〜ん、ここまでくるとかなりハードルが高くなりました。たった1個の細胞でも生き残れば、それが生命の起源になる可能性はあるそうです。そうなると数の勝負になりますね。この記事でも触れていますが、大勢の人間が乗っている宇宙船が漂流してどこかの惑星に到着すれば、人間の遺体がどこかの惑星の生命の起源になるかもしれません。可能性が低くても、想像として楽しむことでワクワクできますね。
もしかするとこの地球の生命も、どこかの宇宙人が不時着したことによって発生したのかもしれません。まぁ、可能性はゼロでないので、いろいろと妄想するのは楽しいかもしれませんよ〜〜!
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