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高羽そらさんインタビュー

SOLA TODAY Vol.704

『問い』が発せられた瞬間、『答え』は存在していると言われている。

 

つまり適切な『問い』を持つことができれば、人生における貴重な『答え』を得ることになる。

 

まさにその『問い』によって、倒産寸前の企業を救った人物がいる。それはスティーブ・ジョブズ。

 

Appleを破産寸前の瀕死状態から「100兆円企業」へと導いたスティーブ・ジョブズの「問い」とは?

 

スティーブ・ジョブズの生涯については、本にも映画にもなっているのでよく知られている。ボクも伝記を読んだし、映画も観ている。

 

なかでも感動的なのは、一度は追い出された彼がAppleに戻ってからの出来事。1997年のことで、あと90日でAppleの銀行口座はカラッポになるという状況だったらしい。それが今やアメリカで初の『100兆円企業』へと成長している。

 

Appleが成功したのは、数多くあった商品を数点に絞り、顧客に選ばせるのではなく、買いたいと思わせる商品を提供したことだろう。もうこれしかないでしょう、と自信を持って市場に商品を送り出している。Macシリーズに始まり、iPod、iPhone、iPadと次々に時代の先端を駆け抜けて来た。

 

カスタマイズできないのがAppleの基本姿勢。今の時点で完璧なものを提供しているという自負があったからこその戦略だと思う。そのあたりのプレゼンも、スティーブ・ジョブズは天才だったよね。

 

そんな彼がCEOとして舞い戻ってきて8週間経過したときに残した発言がある。そこではある『問い』が投げかけられていた。そしてその『問い』によって、Appleは復活としたと言えるとのこと。

 

「Appleとは誰であるのか、この世界の中での立ち位置はどこにあるのか」

 

とてもシンプルだけれど、それゆえ心に刺さる。先ほど列挙したヒット商品が、この『問い』の答えであるのはまちがいないだろう。自分の会社がどういう存在であって、世界においてどのような立ち位置であるのか? おそらく全社一丸となって、その問いに答えようとしたのだと思う。

 

これは個人にもあてはまる。

 

「自分たちは誰なのか。顧客に何を提供できるのか・提供するのか」

 

これは職種や年齢を問わず、すべての人にとって価値ある「問い』だろう。ボクが書いている小説でも、この『問い』を常に意識するべきだと思っている。

 

ただスティーブ・ジョブズが他界したあとのAppleは、この『問い』の答えを見つけられず迷走しているような気がする。『問い』が生まれたからといって、『答え』は勝手に出てこない。適切な「問い』が存在していても、「答え』を見つけ出せないこともあるのだろう。

 

それは個人でも同じ。『問い』を発するだけでなく、常に『答え』を考え続けなくてはいけない。出した『答え』が正しいかどうかは、結果が教えてくれる。人生はそのくり返しなのかもしれないね。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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