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高羽そらさんインタビュー

プーチンは何を選択する

ウクライナ危機に関して、多くの情報が飛び交っている。ウクライナの発表によると、市民の死者が2000人に達したという最新報道。どこまで信用していいのか微妙だけれど、一般市民に犠牲者が出ているのは事実だろう。

 

一方ロシア関連の情報も怪しい。特にスピリチュアル系の人が発信しているプーチン擁護は、否定する気も起きないほど悪質な陰謀論。本気でこんなことを信じている人がいることに驚く。どれだけプーチンを擁護しようと、一方的に主権国家に侵攻したことは許し難い。

 

様々な情報を総合的に見ていると、プーチンはかなり追い込まれているという雰囲気。ウクライナ軍の抵抗は思っていた以上に激しく、当初の予定どおりに戦況は進んでいない。欧州が速やかにSwiftからロシアを締め出したことで、ロシア経済は破綻へと進みつつある。

 

ロシアから多くの世界企業が撤退を表明し、スポーツ、コンサート関連等、多くのイベントがロシアとの関与を拒否した。国連の常任理事国から外すことも検討されている。これはソ連から引き継いだとき、核兵器使用に関する取り決めがあったらしい。だから、核兵器の使用を匂わせたロシアを常任理事国から外すことは可能とのこと。

 

追い詰められた感のあるロシア。ウクライナへの攻撃は仕切り直しで激化しているようで、ここ数日でキエフが陥落するというアメリカの情報もある。気になるのはプーチンの今後の選択。それを危惧する記事を読んで、少し背筋が寒くなった。

 

プーチン氏は核のボタンを押すのか BBCモスクワ特派員が考える

 

核兵器の使用を匂わせたのは、単なる脅しという見方が一般的。本気で核兵器を使用するつもりなら、事前に言わないだろうというのがその理由。たしかに現代社会において、核兵器は抑止力としての効果はあっても、実際に使用することに関してはハードルが高い。

 

ただプーチンに対して、その一般的な見方が通用するかどうか。リンク先の記事の著者は、そのことを危惧している。

 

その記者によると、

 

「まさかクリミアを併合するなんて。そんなことするわけがない」。そう思ったが、併合した。

 

「まさかドンバスで戦争を始めるなんて。そんなことするわけがない」。始めた。

 

「ウクライナの全面侵攻なんてするわけがない」。侵攻した。

 

つまりプーチンという人に対して、「そんなことするわけがない」は通用しないということ。リンク先の記事によると、2018年にプーチンは驚くべき発言をしている。

 

「ロシアを全滅させようとする者がいるなら、それに応じる法的な権利が我々にはある。確かにそれは、人類と世界にとって大惨事だ。しかし私はロシアの市民で、国家元首だ。ロシアのない世界など、なぜ必要なのか」

 

この言葉は恐ろしい。ロシアが存在しなくなるなら世界を滅ぼしてもいい、と受け取れる。さらにアメリカの情報筋では、プーチンが認知症を患っているのではという意見も出ている。それほど異様な言動や行動が目立つからだろう。

 

『ヒトラー最後の12 日間』という本や映画によると、自殺する直前のヒトラーは明らかに常軌を逸していた。存在しない部隊に出動を命令したり、疑心暗鬼になって、誰から構わず裏切り者だとののしることが増えた。もし追い詰められたプーチンが、心を病んでいるとしたら……。

 

こんなことを考えていると、核兵器の使用ということを完全否定できない。さらに怒り狂ったプーチンがNATO加盟国に攻撃をした場合、NATOは当然ながら反撃する。それは第三次世界大戦の始まりとなってしまう。

 

ロシア国内では反戦運動が高まっている。だけどすでに7000人以上の人が逮捕され、そのなかには小学生が3人もいるという報道もあった。明らかにロシア政府は狂っている。プーチンが何を選択するかによって、世界史は暗黒へと舵をとってしまうだろうと思う。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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