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高羽そらさんインタビュー

日本も認可してほしい「堆肥葬」

ボクも理想的な死に方を考える年齢になった。といっても自殺でない限り方法は選べない。事故に遭うかもしれないし、自然災害だってある。通り魔や強盗に襲われたり、急な病気で倒れることもあるだろう。最も可能性が低そうなのは老衰かも。

 

でも死に方は選べなくても、埋葬法は選択したい。ボクは基本的に死んだ後の肉体に興味がない。現状の法律ならば、火葬してそのままゴミとして処分してほしい。それが難しいなら、医学生用の献体も視野に入れている。とにかく墓なんて必要ないということ。

 

そんなボクにとって、ちょっと心惹かれる埋葬法がある。以前から気になっていたけれど、いよいよ具体化しているみたい。

 

ドイツで欧州初の「堆肥葬」開始 遺体を40日かけて土に 費用30万円

 

その埋葬法とは「堆肥葬」というもの。文字から想像できるように、人間の肉体を肥料にして再利用しようという方法。すでにアメリカで広がりつつあり、昨年の暮れにはニューヨークで認可された。現在では6州が認可されていて、それ以外の州も合法化に向けて動いているそう。

 

その動きはヨーロッパにも広がり、ついにドイツでヨーロッパ初の「堆肥葬」がスタートすることになった。リンク先の記事には「堆肥葬」を事業化している企業が紹介されていて、すでに6人が利用している。その概要が記されているので、記事から抜粋してみよう。遺体を収納する棺は「コクーン」と呼ばれている。つまり繭のことだよね。

 

『コクーンの中に遺体(裸体)を入れ、藁や干し草、木くず、活性炭と一緒に40日間保管する。コクーンは木製の外観の大型装置に入れ、コクーンに酸素を常時送り、コクーンをゆっくりと動かす。温度や湿度の調整も含めたこの堆肥化はセンサーで管理する。40日後に遺体は完全に堆肥化しないため、残った骨は機械で細かくするという。生分解した遺体を埋める場所は、許可されている場所であればどこでもよい』

 

残った骨を砕くというのが生々しいけれど、肥料として再利用されるのがいい。土葬のように場所を取らないし、火葬と違って環境保護にも貢献している。だけど反対している人たちからは、様々な疑問が出ているみたい。代表的なものでは、人工関節やペースメーカー、あるいは金歯等の金属製品をどのように扱うかということ。堆肥になった遺体に病原菌が残らないのか、という不安の声もあるそう。

 

もちろん自治体が認可する場合、そうしたことが考慮されるだろう。むしろ反対の声は、宗教的な思想が影響しているように思う。ヨーロッパやアメリカで土葬が多いのは、キリスト教における最後の審判が影響しているから。でも土葬から復活してゾンビになるより、堆肥になるほうがいいと思うけれどなぁwww

 

日本で認可されるのは時間がかかりそう。火葬が定着しているし、新しいことに関しての抵抗が強いから。ドイツの企業の場合、費用は30万円ほどとのこと。もし日本で認可されたら、ボクは本気で検討すると思う。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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