QRコードが苦手な理由
我が家のキャッシュレスはクレジットカードをメインに考えている。理想はスマートフォンによるタッチ決済。ボクが利用しているスーパーでもタッチ決済が導入されることを期待している。
ということはQRコード決済を利用したくないということ。PayPay等のQRコード決済にどことなく違和感がある。そもそもQRコードがあまり好きじゃない。
便利なものだと思う。カメラでかざすだけでサイトへ飛べるから。あの不思議な模様の仕組みを考えた人はすごいと思う。でもそれだけに不気味。
そんなボクの不安が証明されたような事件が起きている。
巧妙に偽装されたQRコードを読んだことでスマホを乗っ取られ銀行預金を盗まれてしまった事例
QRコードを使った被害が増えているそう。リンク先の事例を見ていると、これは騙される人が多いだろうなと思う。最初に紹介されていたのはシンガポールのタピオカティーショップでのこと。その店にガラスにQRコードが貼ってあり、そこにアクセスしてアンケートに答えるとタピオカティーが一杯無料とのこと。
ある女性がアクセスした。ところがそのQRコードはお店が貼ったものじゃない。アクセスしてアンケートに答えることで、マルウェアを仕込まれてしまった。犯人にすればその女性のスマートフォンは自由にチェックできる。それでネットバンキングで2万ドルを盗まれてしまった。
アメリカやイギリスでは駐車違反の切符を悪用したものがある。警察の取締でもフロントガラスに切符が貼られる。そしてQRコードでアクセスして罰金を支払うそう。犯人はその切符の偽物を作り、アクセスするサイトもよく似たものを作った。そうして罰金を騙し取っていたらしい。
これはヤバいよなぁ。日本でやられたら騙される人が大勢出てきそう。もちろんQRコードに限らす、通常のURLでも同様の詐欺があるだろう。ただURLをクリックする場合、かなり慎重になる。ドメインを確認して、本物かどうかのチェックをしてしまう。ドメインの偽装も可能だけれど、とにかく注意する意識が働く。
だけどQRコードって、あまりそうした注意が働かない気がする。カメラで読み込めたことで、すぐに次のアクションを起こしてしまう。個人的な感覚だけれど、QRコードの方が危険性が高いような気がする。
もし利用することがあっても、お店に貼ってあるからと信用しないこと。店員さんに確認するくらいの慎重さが必要なのかもね。
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