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高羽そらさんインタビュー

怖れと思考

もう10日ほどで8月が終わりますが、今年の神戸の8月は冷夏と言ってもいいくらいです。特に夜になると涼しい風が吹きますので、寝苦しいと思う夜が記憶にありません。去年の酷暑に比べたら、本当に過ごしやすい夏でした。そんな自宅からの夜の風景です。

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神戸は百万ドルの夜景と言われますが、引っ越しが決まってこの夜景を見た時に圧倒されたのを憶えています。毎晩見ていても綺麗だと思いますから、飽きない美しさなのでしょうね。

そんな過ごしやすい夜の神戸ですが、私がどうしても眠れない体勢があります。身体の左側を下にして横向きで寝る体勢です。心臓の心音がドクドクと感じられて、動いている心臓のリアルなイメージがやってきます。この感覚が気持ち悪くて、どうしても怖れの感情を持ってしまうのです。

感情と思考は別々に機能しているように思いますが、密接に結びついています。意味なく突然何かの感情に圧倒されそうになる時でも、その背景には何らかの思考が存在しています。〜するべきである、〜するべきでない、というような思考がそうした感情を誘発しています。

そこで昨晩、私が感じている怖れの思考をチェックしてみました。横になって瞑想をしつつ、その感情の奥深くに入っていったのです。その怖れの源となっているのは「自分でコントロールできない」ことに対する怖れでした。

心臓は自律神経で活動していますから、普通は意識的にコントロールできません。呼吸なら深呼吸したりしてある程度の意識的作用がありますが、心臓に関してはほぼ100パーセント自律神経に依存しています。超能力者的な人は例外として、一般的な人は心臓を自由に動かすことはできません。

その「自分でコントロールできない」ことの怖れの背景にある私の思考は、「人生はコントロールするべきものである」という思考なのです。子供の頃は感情をストレートに表現します。怒りたくなったら怒り、悲しくなったら大声で泣きます。でも、いつしかそれらがいけないものだと信じてしまいます。

「男のくせに泣くな!」と親に言われたり、社会生活をしていくなかで感情を抑えることを余儀なくされていきます。いつしか私のなかに、自分の感情や言動をコントロールしていかなければ辛い目に遭うという思考が確立しているのです。それなのに、コントロールができないなんて……。それが恐れになります。

そこまでたどり着いて「人生はコントロールするべきものである」という思考を手放した瞬間、全く違和感を持つことなく左側を下にして眠ることができました。驚いたことに心音さえ感じなくなりました。怖れの感情は宝物ですね。手放すべき思考を教えてくれます。

それではどのようにして手放すのか? 私の感覚ですが、それについては夕方のブログで書いてみますね〜expression/eps_good.gif

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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