いいとこ取りは、いいことない
明日から天気は下り坂だそうですが、今日は見事な快晴です。バルコニーから見える山の緑が、眩しいほどに輝いています。
昨日の散歩中に見つけた白いツツジです。この色も綺麗ですね。
相変わらず月末になると仕事に追われています。今月はそんな予定がないつもりだったのですが、思いつきで動き出したことでどうしても今月中に仕上げる仕事が出てきました。ブログを書きつつも、時間をやりくりして、あわてふためきながら楽しんでいます。もしかしたら、ブログを休む日が出てくるかもしれません。
そんな時間のない状況ながら、借りてきたDVDを消化しています。今日も午後から映画を1本観ました。
『アース・トゥ・エコー』という2014年のアメリカ映画です。
ツタヤ限定のレンタル作品なので、ちょっと嫌な予感がしていました。限定されるものって、実は何とかして売りたいがための戦略のことが多い。でもこのタイトルとキャッチコピーを見たら、SF映画ファンなら気になります。さらに『ジェラシック・パーク』シリーズを手掛けたVFXチームが贈るSF大作と銘打っています。100円ならいいかと思い、借りてみました。
まだ新しい作品なのでネタバレはしません。でも正直に感想を書いておきます。
久しぶりのB級映画でした。確かにCGはよくできています。しかしそれ以前に映画としてどうよ、と言いたくなる作品でした。薄っぺらくて、何の感動も引き起こしません。ただただ、時間が経過していることだけを感じる映画でした。90分程度の作品なので、何とか最後まで観ましたが。
ひと言で説明すると、アイデアの寄せ集め映画です。『未知との遭遇』『E.T』『スタンド・バイ・ミー』『ブレアウィッチプロジェクト』をごちゃ混ぜにして、そのエッセンスを集めて作ったような映画です。
謎のメッセージは「未知との遭遇」ですし、地球に墜落した宇宙人を助け出して故郷に返してやるのは『E.T』ですし、少年3人が親に内緒で冒険に出るのは『スタンド・バイ・ミー』ですし、ハンディカメラで撮影したドキュメントを主体にしているのは、ホラー映画の『ブレアウィッチプロジェクト』です。様々な映画のパターンの寄せ集めにしか感じませんでした。
つまり何が言いたいかといえば、いいとこ取りは、いいことない、ということですね。
ネバダ州のある町で、突然高速道路の建設が決まります。強制的な立ち退きを余儀なくされ、3人の親友は離れて暮らすことになります。週末に引越しを迎えたとき、その地域にスマホの異常が生じます。それが何かのメッセージだと感じた少年たちが、一緒に過ごせる最後の夜に砂漠へ冒険に出かけ、そこで不思議な出来事に遭遇するという話です。
でもたまにこうしたB級映画を観るのは大切です。素晴らしい映画ばかりを観ていると、それが当たり前になってきます。でもこうしたレベルの低い映画を観ることによって、当たり前の感覚がリセットされます。いわゆる名作と呼ばれている映画が、どれだけ大勢の人の努力の結果であるかを知ることができますから。
そういう意味では、無駄な時間ではなかったように思います。もう1本借りているのは、映画館でも観た『ミッション・インポッシブル』シリージの最新作ですから、より感動が深まるような気がします。たまにB級映画を観ることも大切ですね!
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