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高羽そらさんインタビュー

SOLA TODAY Vol.472

先日『ブレードランナー2049』という映画を観たとき、あらら、と思ったことがあった。

 

未来世界を描いた作品なので、車は空を飛ぶ。だけど前作の『ブレードランナー』もこの新作も、雨が降るとフロントガラスではワイパーが動いている。どれだけ科学が進歩しても、ワイパーというものが無くならないというのが面白かった。

 

ボクと同じことを感じていた人がいる。

 

ワイパーっていつなくなるの?

 

この記事の著者も同じく、『ブレードランナー2049』を観てワイパーに違和感を覚えたとのこと。だって目の前を無造作にゴムのついた棒が動くんだからね。

 

ここ数十年の技術革新のスピードはとんでもない速さで進んでいる。新しいと思った商品が、たった数年で陳腐化することもある。ところがワイパーだけはほとんど進化していない。

 

この記事によると、ワイパーは1903年にアメリカで特許が申請されている。多少のちがいはあるものの、ほぼ100年以上も人類は同じ技術を使用していることになる。たしかにこれほど進化しない物って、かなり珍しい。

 

ただ研究者たちが何もしなかったわけではない。撥水効果のある液体などは、一時期よく売られていた。ボクも車を持っているときに使ったことがあるけれど、ある程度スピードを出さなければ撥水効果がない。結局はワイパーをギ〜コ、ギ〜コと動かすことになる。

 

記事でも紹介されているが、生物の機能を利用した『バイオミメティクス』というものが研究されている。衣服に使うマジックテープが代表例で、植物の種子からヒントを得て作られたらしい。

 

だから同じく生物から撥水作用を真似ることはできないだろうか? 研究対象になっているのはセミとのこと。セミの羽は自浄作用と撥水に優れている。だけどまだ実用化するレベルに至っていないらしい。難しいね。

 

おそらくリアルで2049年になっても、車のフロントガラスでワイパーが動いているような気がする。シンプル過ぎて、どうしようもないこともあるのだろう。記事の著者が別の例として、『傘』をあげている。

 

ボクもその意見に全面的に同意する。傘ほど進化していない物はない。材料が変わったり新しい機能が付加されていても、基本的な構造は同じ。両手が自由に使える傘が発明されたらどれだけ便利だろうかと思う。ボクは傘を持つのが嫌いだから

 

タイムマシンに乗って未来へ行っても、やっぱり傘はありそうw  ある意味、傘は究極まで進化した物品なのかもしれないね。まぁどれだけ悪戦苦闘しても、人間は自然現象に勝てないということだろう。今日は傘を持たずに出かけられそうなので、とりあえずうれしい!

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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