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高羽そらさんインタビュー

コロナのファクターXに新説?

新型コロナウイルスに関して、昨日は衝撃的なニュースが世界を駆けめぐった。アメリカのトランプ大統領夫妻が新型コロナウイルスに感染したというもの。

 

大統領選挙運動の真っ最中なので、トランプ陣営にとってはかなりの危機。トランプ大統領にコロナの症状が出ているとのことで、当面は入院加療ということになる。

 

この報道を受けて日本の株価は下がり、ニューヨークでも株価が大幅下落している。コロナ対策の甘さについて追求されていたトランプ大統領にすれば、自らの感染によってその甘さを証明したのと同じ。今回の感染騒動がトランプ陣営に吉と出るか凶と出るか、いまのところは諸説乱立しているみたい。

 

久しぶりにコロナに関する世界的なニュースが流れた数日前、ある仮説が発表された。新型コロナウイルスの重症化に関する研究。これがなかなか興味深い内容だった。

 

ネアンデルタール人の遺伝子、コロナ重症化に関与か 研究

 

イギリスの科学雑誌である『ネイチャー』に発表された論文で、遺伝学のトップクラスの研究者が共著となっている。コロナ感染によって重症化した人の遺伝子を分析してみると、ネアンデルタール人の遺伝子の一部を引き継いでいる人が重症化しやすいという結果が出ている。

 

この遺伝子を有している人は、そうでない人に比べて3倍も重症化しやすいことがわかった。なぜ日本人はヨーロッパの人たちに比べて軽傷者が多いのか? その要因を『ファクターX』と称して調査されているけれど、もしかしたらこの仮説も採用されるかもしれない。

 

というのも日本人を含む東アジアの人たちには、対象となるネアンデルタール人の遺伝子がほとんど伝わっていないから。だから感染者が出ても、比較的軽症で終わる人が多いのかもしれない。

 

もちろん日本でも1500人以上の方が亡くなっている。だけど欧米諸国に比べたら驚くほど少ない。まったく桁がちがう。これまでBCG接種説や、マスク使用に対する感覚のちがいや、民度の高低までファクターXの要因として議論されてきた。でもこの遺伝子に関する研究は、かなり説得力がある。

 

ただなんとなくの印象だけれど、人種差別の火種になりそうな研究結果だよね。遺伝子なんて生まれつきのものだから、どうしようもない。好奇心は刺激されるけれど、どことなくスッキリしないものがある。

 

この説が事実だと認定されたら、日本人は大丈夫だという人が出てきそう。だけど日本人が感染しないわけじゃないし、高齢者や持病のある人にとっては危険なウイルスであることはまちがいない。中途半端な確信だけが一人歩きしなければいいのにな、と感じる記事だった。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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