長生きの秘訣は小太り?
健康寿命という言葉をネットやテレビでよく見かける。ただ長生きするだけでなく、健康で過ごしたいと願う人が多いからだろう。
少し前のことだけれど、高須クリニックの高須克弥さんがあることをツイートされていた。長生きの秘訣は小太りであること、という内容だった。
一般的に肥満は病気の温床だと言われている。高須さんも太り過ぎは否定されていて、小太り程度がもっとも理想的だと述べられていた。医師として長年経験を積まれてきた見解だと思う。そしてそのことを証明する結果が、アメリカの研究チームによって報告されている。
30歳以降に標準体重からぽっちゃりになった人がもっとも長生き 米調査
調査結果を発表したのは、オハイオ州立大学の研究チーム。タイトルにあるように、成人してからぽっちゃり体型になった人が、もっとも長生きしていたという結果が出ている。
くわしい内容はリンク先の記事に譲るけれど、8329人について1971年〜2014年にかけての追跡調査をまとめたもの。当然ながら死亡率に影響するであろう、喫煙や性別、教育、婚姻状況、病気などを考慮した上で、BMIが死亡率にどう関係しているかを調べた。
この調査による長生きの順を並べてみよう。
・30歳まで標準体重だった人が、年齢をおって太り気味(肥満にまでいかない程度)になったケース。
・ずっと標準体重だった人。
・安定して太り気味だった人。
・ずっと痩せ気味だった人。
・31歳の時点で肥満であり、年齢をおってさらに太った人。
とても興味深い結果。とにかく肥満はマズい。太り過ぎというのは確実に寿命を縮めている。だけどずっと痩せている人より、太り気味の人のほうが長生きしている。おそらく太り気味になれるというのは、胃腸が丈夫なんだろうと思う。
中年になってくると代謝が落ち、どうしても太りやすくなる。だけど健康寿命ということを考えるなら、多少の体重増加は歓迎すべきものなのかもしれない。自分にとってどこまで体重が増えたら肥満となるか、その境界線を認識しておくことが大切だと思う。だからそれ以内なら、必死になってダイエットをしなくていいということだろう。
ちなみに太りやすい体質のボクだけれど、ここ数年はほぼ標準体重で落ち着いている。昨年のコロナ禍以降は、世間の動向とは正反対にコロナ痩せした。ここ数ヶ月は体重減少も止まったので、いまがベストなのかもしれない。この調子で体重を維持していければいいな。
ボクの目下の関心事は、ミューナの体重を増やすこと。昨日の夕方のブログで書いたように、4キロ弱の彼の体重を500グラムほどは増やしてやりたい。できることなら5キロくらいの体重になってくれたらいいなぁ。
少しでも長生きしてくれるよう、老猫のミューナを小太り体型にしてやろう!
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