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高羽そらさんインタビュー

戦う理由に納得の続編

続編でコケる映画って多いけれど、久しぶりに続編のほうが面白いと感じる作品を観た。

 

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2021年 映画#47

『男たちの挽歌II』という1987年の香港映画。前作はハードボイルドの代表作といわれていて、遅ればせながら今年になって初めて観た。ジョン・ウー監督なので期待していたけれど、面白いと思いつつも過剰な演出についていけない感覚があった。

 

だけど続編が気になってトライしてみてビックリ。相変わらずやたら人が死ぬけれど、圧倒的に前作より面白かった。前作で親友のホーを守るために壮絶な死を遂げたマーク。チョウ・ユンファが演じていたけれど、なんと続編にも出演している。

 

実は双子の弟がいたという設定で、ケンというニューヨーク在住の人物が登場する。最初はその設定に白けそうだったけれど、映画を観ていてそんな違和感はすぐに消えてしまった。なぜならケンを演じたチョウ・ユンファがめちゃめちゃカッコ良かったから。

 

以前は犯罪ばかりをしていたけれど、ニューヨークで堅気になってレストランを経営していた。ところが地元のマフィアからのみかじめ料を断ったことで、店を爆破されてしまう。このマフィアと戦うシーンだけも痺れてしまった。

 

ストーリーとしては、服役していたホーが警察に依頼されて自分が所属していた犯罪組織に潜入するところから始まる。結果として別の黒幕がいたことで、ホーと彼が所属していた組織のボスだったルンがはめられてしまう。さらに刑事であるホーの弟であるキットも巻き込まれてしまった。

 

なんだかんだで、その黒幕に復讐する物語。ホーは弟のキットを殺され、ルンは娘の命を奪われる。それゆえ最終的には警察に頼らず、彼らが乗り込んで組織を壊滅させてしまう。そこへニューヨークから戻ってきたケンも加わる。ホーとケンの兄のマークは親友だったから、兄の弔い合戦のような意味合いもある。

 

つまり彼らには戦う理由があったということ。それゆえラストの戦いには共感できる。最後に全員を殺してしまった3人がぐったりして警察を待っている姿が最高にかっこよかった。相変わらずジョン・ウー監督はスローモーションを多用していたけれどねwww

 

おそらく前作のヒットで、十分な資金が集まったんだと思う。だからニューヨークロケや派手なカーアクション等、しっかりとお金をかけている印象だった。それだけに最後まで時間を感じずに楽しむことができた。この映画のコアなファンが存在するのを納得させてもらえる続編だったなぁ。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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