イヤホン生活の必需品かも
ここ数ヶ月、ボクはTikTokにハマっている。配信しないので視聴専門だけれど、若い人たちに流行するのがわかる。動画のジャンルは幅広く、その時期にバズっているパターンがあったりして、つい時間を忘れて見入ってしまう。
ただでさえ音楽を聴いている時間が長いので、動画視聴も含めるとイヤホンが身体の一部のようになっている。おそらく同じような人は多いだろう。だけど普段からイヤホン生活をしていると、ちょっと困ることがある。
iPhoneのイヤホンは音楽を聴いていても外の音がよく聞こえる。車が近づく音や、他人が話しかけてくる声もハッキリと聞き取れる。ただし音楽や動画に集中していると、聞こえていても頭に入ってこないことがある。
そんなとき、聞き取れなかった音声を再生してくれるイヤホンが開発中とのこと。
「何かに集中していて、聞き取れなかった音声」を後から再生できるイヤフォン 京セラが開発
開発しているのは京セラ。イヤホンに集中していて困るのは、電車のアナウンスや空港での搭乗案内等を聞き逃すこと。学生さんではノートを取るのに集中していて、教師が話す重要な内容が耳に入ってこないこともある。
人間が複数の事柄に集中できず、一方の集中により集中外の他方の事柄が埋もれてしまう現象のことを、「カクテルパーティ効果」というそう。何かに集中していて聞き逃すのは、人間の性質として仕方ないものらしい。
その対策として京セラがユニークなイヤホンを開発している。まずはキーワードを装置に入力しておく。例えば飛行機の便名や、駅の名前等、聞き逃したくない項目を象徴するような言葉。何かに集中していても、その言葉が外部の音声として届くと、イヤホンが自動で録音してくれる。
そしてタイミングを見計らって使用者に通知して、その音声を再生することができる。何度も聞き返せるそうなので、安心して別のことに集中できる。いまはカフェやシェアオフィスで仕事をしている人が増えている。音楽を聴きながら集中することが多いだろうから、このイヤホンの需要は高そう。
病院での待ち時間なども便利かも。自分の名前をキーワードとして登録しておけばいい。名前を呼ばれて気がつかなくても、少し遅れて通知してくれる。他にどんな使い道があるだろう?
そう思って考えてみたけれど、ボクの場合はあまり思いつかない。列車や飛行機に乗ることがほとんどないからなぁ。外部の音声を気にしつつ、小説やブログを書くこともないしね。とてもユニークなイヤホンだけれど、ボクが使うことはなさそう。
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