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高羽そらさんインタビュー

臨死体験が科学者に容認

ボクが体験している体外離脱は、意識が肉体の束縛を離れることで知覚できる世界。それゆえ死とは無縁で、命に関わるようなことではない。怖い体験があるとすれば、せいぜい未知の潜在意識に直面して動揺する程度。慣れたらどうってことない。

 

だけど臨死体験というのは、戻ってこなければ死と直結してしまう。事故や病気で心肺停止となったときの経験なので、生きるか死ぬかという状況。だから体外離脱とは根本的に性質が異なる。

 

ボクが子供のころから臨死体験については議論されてきた。多くの証言が得られ、共通項もまとめられている。なのに科学者の総括としては、臨死体験は幻覚であるというのが定説だった。

 

ところが近年の研究によると、臨死体験が幻覚ではないという方向に変わりつつあるそう。

 

臨死体験は幻覚ではない。大まじめな研究結果が報告される

 

リンク先の記事は、ニューヨークの科学誌に発表された論文の内容をまとめたもの。医学から神経生理学までの幅広い研究者たちが共同で論文を発表した。査読付きの論文なので、科学的にも正当なもの。これによると、死と臨死体験について専門家たちの意見が一致した。

 

臨死体験は幻覚ではない、というのがその論文の主旨。

 

人間の脳は心臓が停止して酸素の供給が断たれても、すぐに機能停止することはないらしい。数分間は取り返しのない強いダメージを受けることがなく、脳細胞は数時間をかけて徐々に死んでいくとのこと。それゆえ死を迎えた人の脳の研究が進んでいる。

 

臨床的に医師が死を宣告しても、脳の活動は続いている。脳内でガンマ波と電気的スパイク波の活動が見られ、これは意識が高揚した状態を示している。つまり脳は何らかの経験をしているということ。

 

そうした脳の研究と臨死体験者の証言を集めることで、臨死体験は幻覚ではなく、明確な認知プロセスであるという見解で一致したそう。臨死体験は幻覚特有の無秩序性が認められず、特定の物語の横糸によって定義される。要するに、ストーリーとして辻褄の合う内容だということなのだろう。

 

だから臨死体験者には、蘇生したあとにポジティブな心理的成長をもたらすことが多いと見られている。ただしこの研究発表によって誤解してはいけないことがある。臨死体験が幻覚ではないことは、科学者にとって定説になりつつある。だけどもっと肝心なことが証明されたわけじゃない。

 

その肝心なこととは、死後世界の存在。

 

科学者の意見としては、臨死体験は幻覚ではないけれど、脳の認知プロセスだということ。あくまでも生理学的な機能としての臨死体験であり、死後世界と直結するものではない。だからどれだけ臨死体験者が自分の体験を語っても、科学者はそれを死後世界の証拠として取り上げることはないだろう。

 

臨死体験の研究が死後世界の証明への入り口であるのは事実。だけどその先にある壁はとてつもなく厚くて高い。おそらくボクが生きているうちに、その壁の向こうが見えることはないだろう。だから死後世界の存在については、自分で確かめるしかない。残念ながらその結果を報告できないけれどねwww

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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