終活のチェックリスト
今日の午後、衝撃的なニュースに動揺した。安倍元首相が奈良で暴漢に銃撃された。昨日のツイートで岡山の候補を応援に行っておられた写真を見ていたから、言葉にできないほどショックだった。ブログを書いているこの時間(午後4時過ぎ)でその後の容体は不明。とにかく安倍さんの命が助かることを心から祈っている。
この事件に関してはこれから詳細が報道されるだろう。とにかくいまのボクの感覚としては、人生は何が起きるかわからないという気持ち。実は今日ある催しが予定されていて、朝から命について考えていた。それだけに今日の事件は、ボクの気持ちを刺激している。
つい先日に終活関連の読書記録をブログに書いた。でも今日の出来事にショックを受けて、普段は自分なりにいろいろ考えているけれど、やはり一度文字にしてみるべきだと思った。突然思いついたので漏れがあるだろうけれど、終活に関するチェックリストの叩き台を作ってみようと思う。
ポイントは、『今』のボクに何ができるかということ。その部分にフォーカスして考えてみよう。
我が家はボクと妻、そして猫のミューナの3人家族。先日16歳になったばかりのミューナは人間にすれば80代。それゆえ順序として、彼がこの世を去るトップバッターであることは絶対。彼を残してボクたち夫婦が先立つわけにいかない。
となると、我が家のアンカーはボクか妻のどちらか。その2パターンについて簡単にチェックしてみよう。
『ボクがアンカーになる場合』
事務的な手続きという観点からすれば、このパターンがもっとも対応しやすい。ボクが役所関連の手続きに慣れているから。さらに光熱関係や不動産等の名義もボクなのでさほど煩雑なことはない。
妻のスマートフォンやApple ID等も把握しているので、銀行関係や役所の手続きは問題ない。確認しておくべきことは、妻がどのような埋葬方法を希望するかということ。これさえ事前に確認しておけば対応可能だろう。
『妻がアンカーになる場合』
実務的にはこちらがかなり面倒だと思う。ボクのブログやSNS関連の処理、パソコンやスマートフォンの解約、サブスクリプションの手続き、さらに不動産の相続手続きや、場合によっては遺言状も残すべきかもしれない。特にネット関係はボクが妻の分も含めて手続きしているので、彼女が把握していないことは多いはず。
ということで、まずは妻に向けたマニュアルを作ることにした。
役所関連の手続きマニュアル。銀行や不動産関連の手続き方法。そしてネット関連の解約や手続き方法、さらにパソコンやスマートフォンの処分手順も詳しく書いておく必要がある。これらはすぐにでも作れるので、時間を見つけて少しずつ書いておこう。自分のための勉強にもなるしね。
『どちらがアンカーでも共通すること』
この項目がもっとも重視している。どちらがアンカーだとしても、埋葬処理だけでなく残った家財や資産を処分してくれる人物が必要。ボクたち夫婦には後を託せる子供がいないから。ボクが理想とするのは弁護士等の専門家による成年後見制度を利用したもの。調べてみると、事業としてこうしたサービスをやっている人もいる。
最大の関心事は信頼できること。手続きにかかる費用を含めて、他の人に迷惑をかけることなく最後まできちんと後始末をしてもらえるかどうか。これまでは漠然とした感覚で調べていたけれど、これからは具体的に対照を絞って検討していこうと思う。
とにかく始めることが肝心。まずはマニュアル作りからやってみるかな。
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