二人の見事な返り討ちに興奮
ブレイク前のミュージシャンを見つけて応援するのは楽しい。そんなアーティストを何人もチェックしていて、先日うれしいニュースが入った。
ブリット・アウォーズというイギリスの音楽祭典がある。アメリカのグラミー賞のようなもの。なんと2023年の新人賞に、ボクが応援しているリナ・サワヤマとミミ・ウェッブがノミネートされた。
リナ・サワヤマはこのブログでも何度か紹介している、イギリスで活動する日本人アーティスト。現在はセカンドアルバムがリリース中で、堂々たるノミネートだと思う。そしてミミ・ウェッブは今年の3月にデビュー・アルバムをリリースするという新人。
だけどすでにミニアルバムであるEPもリリースしている。だからその作品を何度も聞いたボクにすれば、これからデビューアルバムなんて信じられないほど彼女の曲に馴染んでいる。新人賞は5人がノミネートされていた。二人のうちどちらかが受賞してくれたらいいんだけれどな。
ということミミ・ウェッブの応援をかねて、今月の13日にリリースされたばかりの新曲を紹介しておこう。『Red Flags』というタイトルで、彼女のハスキーな声にぴったりの曲。ミュージック・ビデオもよくできていて、なかなか楽しかった。
さて、追っかけているドラマもいよいよ終盤になってきた。今回の見どころは、刺客に対する二人の主人公の返り討ち。あまりに完璧な戦いを見せてもらえて、満足のいく内容だった。
2023年 映画#9
『ジャック・リーチャー ~正義のアウトロー~』(原題:Reacher )シーズン1・エピソード6『紙』という2022年のアメリカドラマ。
エピソード5の感想については、『優れたリーダーが得意なこと』という記事に書いているので参照を。
映画でも知られている『ジャック・リーチャー』のドラマ版。兄を殺した真犯人に復讐するべく、ジャックは少しずつ犯人を追い詰める。街ぐるみの偽札事件が殺人事件の元凶。頼りにできるのはフィンリー警部と女性警官のロスコーだけ。
前回のラストで、事件の黒幕だと思われるクライナー工業へ侵入したフィンリー。でもそこで見つけたのは無惨に殺された社長のクライナーだった。ということで真の黒幕を探す捜査が続く。
ジャックは兄の残した資料から、兄を助けていた大学教授に会う。そして偽札の真相を知る。海外で作った偽札をアメリカ国内へ持ち込んでいると思っていた。ところがジャックの兄は犯罪を防ぐため、紙幣に使用する紙はアメリカ国内でしか使用できないものに限定させていた。
つまり事件の真相は、アメリカで作った偽札が海外に流れていたというもの。そこに関わっているのが、マーグレイブという小さな町だった。ジャックはその帰り道に刺客に襲われるが、完璧な対応で返り討ちする。写真で身につけているネクタイを武器にするなんて、さすがジャック。
もう一人の返り討ちを果たしたのが女性警官のロスコー。クライナー工業の社長に資金洗浄を強要された銀行員ポール。それゆえ彼の妻と娘は、黒幕に命を狙われていた。それである場所にかくまわれている。ロスコーがその警備についているとき、銃を手にした複数の殺し屋が現れた。
事前に攻撃を察知したロスコーは、先回りすることで殺し屋たちを撃退。ジャックに負けないほど見事な手際だった。かっこいい女性警官だよなぁ。ドラマは残すところはあと2回。おそらく次の回で事件の全体像が明らかになるはず。見応えのある素晴らしいドラマになってきたな。
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