まだ彼女の死を引きずってる
今日から5月で、神戸は絵に描いたような五月晴れ。ゴールデンウイークに入ったけれど、子供たちはいつも通りに通学しているし、ボクも相変わらず仕事に追われているので実感はない。仕事でずれた先月末の水回りの丁寧掃除も、2日遅れて済ませたのでスッキリ。まさに平常運転。
でも5月になって楽しみにしていることがある。それは5日にリリースされるこのアルバム。
昨年の8月8日に亡くなったオリビア・ニュートン=ジョンのアルバム。『Just the Two of Us:Tjhe Duets Collection』というタイトルで、オリビアが亡くなる前に収録したデュエット曲を集めた作品。参加ミュージシャンがすごい。
マイケル・マクドナルド、バリー・ギブ、マライヤ・キャリー、ドリー・パートンというベテランミュージシャンたち。そしてオリビアのデビュー時代からの付き合いであるクリフ・リチャードも名前を連ねている。もちろんオリビアの大親友であるジョン・トラボルタも参加している。
ボクを洋楽の世界に導いたのは、小学生時代のビートルズ。だけどその頃は歌謡曲全盛時代で、次々と登場するアイドルたちがテレビの音楽番組を彩っていた。でも中学生になったボクを再び洋楽に引き戻してくれたのが、カーペンターズとオリビアだった。
カーペンターズのカレンは若くして亡くなったし、昨年にはオリビアも他界してしまった。特にオリビアはボクにとって天使のような存在で、まだ心のどこかで彼女の死を引きずっている。オリビアのコンサートに行ったのは高校生の時の1度だけ。でも可憐な姿は今でも脳裏にはっきりと残っている。
そんなオリビアが亡くなる数ヶ月前に公開された映像がある。このアルバムに入っているドリー・パートンとのデュエット曲の収録風景を編集したもの。曲は「Jolene」というタイトルで、オリビアの大ヒット曲のひとつ。でも元々はドリーが1973年にリリースしたヒット曲で、オリビアがカバーした作品だった。
とても素敵な映像なので、リンクしておこうと思う。だけどオリビアの歌っている姿を見ると、やっぱり涙ぐんでしまう。それもこの数ヶ月後に亡くなったんだと思うと、さらに切なくなってしまう。でも今週の金曜日になったらこのアルバムをじっくり聴けるので、追悼の気持ちで楽しもうと思っている。
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