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高羽そらさんインタビュー

「瞳に映る映像」をどう使う?

我が家の近くに、ある写真家さんのアトリエがある。その人がアトリエの写真をSNSにアップしていた。ちょっと驚いたのは、プロだとは思えない技術。ガラスにその写真家の姿が映り込んでいるだけでなく、道路を挟んだ向かいの家まで見分けられる。

 

素人の写真じゃないんだから、ガラスによる映り込みが気にならないのだろうか? ましてや他人の家が特定できるのはどうかと思う。ネット上では動画や写真が数え切れないほどアップされている。よく問題になるのは、他人の顔が映っている場合。プライバシーへの配慮なしに画像をばら撒くと、事情によっては訴えられるかもしれない。そんな危険性は、技術の進化によってさらに高まっている。

 

「瞳に映る映像」を「3D化」する技術が登場!

 

人間の瞳に映像が映ることは知られている。でもそれはあくまでも2次元。ところがAIの進化によって、瞳に映る映像を3D化する技術が完成したとのこと。

 

開発したのは米国のメリーランド大学カバレジパーク校の研究チーム。瞳に映る映像は2次元というだけでなく、構造上の問題で3D化が難しかったそう。凸状に湾曲した角膜の光が反射した映像なので、大きな歪みが出るそう。

 

さらに瞳は完全な球体ではないので、顔の動く向きによっては映像の歪み方も変わる。そして虹彩があることで、放射状のノイズが発生するそう。単なる2次元の映像を3D化するのと違い、かなり困難が多かったらしい。

 

だけでAIを使うことで、それらの壁を突破した。リンク先の記事で実際に再生された3D映像を見たけれど、多少ボヤけているとはいえリアル。その人が見ている周囲の様子が十分に想像できる。

 

問題はこの技術をどう使うか? ということ。ポジティブな利用面としては、犯罪捜査に応用できそう。被害者や目撃者の動画や写真があれば、事件現場の詳しい様子がわかる。容疑者だけでなく、場所の特定にも貢献するだろうと思う。

 

ネガティブな面においては、ストーカー等の犯罪に悪用されるということ。著名人のInstagramやTikTokでアップされた瞳の画像を解析することで、居場所を特定したり、部屋の間取り等をイメージできる。犯罪に悪用できるし、スパイ等の工作活動にも応用できそう。

 

だからボクたち一般人としても、将来的にこうした技術が普通になることを自覚しておくべき。動画や写真をアップする際、自分の瞳に映っているものも同時に拡散されていることを知っておくべきかも。SNSへの画像の投稿は、そこまで配慮するべき時代なのかもしれないね。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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