人間に自由意志は存在するか
今日はスーパーへ行くと、食品売り場はすっかりひな祭り仕様になっていた。明後日はひな祭りだものね。
ボクと妻の結婚記念日はブログで書いたように節分の２月３日。今年は27回目の結婚記念日だった。でも同じく3月3日も我が家の記念日になっている。それは27回目の入籍記念日。結婚したのは２月だけれど籍を入れたのは３月だから。ということでささやかながら明後日も我が家でプチパーティーをする。
要するに何だかんだと理由をつけて、ビールを飲んだりケーキを食べる理由を作っているのが正解。すでにお気に入りの洋菓子店でケーキを予約済み。日曜日に受け取りに行くのが楽しみだなぁ。
さて、１日置きに連載している『FFは悟りへの常道』の関連本を読んだ。執筆と並行して関連書籍も読んでいる。
2024年 読書＃19
『未来は決まっており、自分の意志など存在しない。心理学的決定論』妹尾武治 著という本。
タイトルを見てすぐに電子書籍でダウンロードした本。ボクが書いている『FFは悟りの常道』も人間に自由意志が存在しないことをテーマにしたもの。やはり同じことを考えている人がいるのを知ると勇気づけられる。
自由意志が存在しない、と述べているのは意外にも物理学者や脳神経学者に多い。科学の分野ではかなり主流派となっている。でも自由意志が存在しないといっても、二つのアプローチがある。それは「決定論」と「運命論」の２つ。
「決定論」は自由意志の存在を否定するけれど、起きる出来事全てがあらかじめ決まっているとまでは言わない。特定の出来事に対する人間の反応が、人間の意志によると感じるのは錯覚だという主張。それでもかなり研究は進んでいて、いくつかの選択肢から何かを選ぶ行為にも「決定論」が適用されることがわかってきている。
この著作はその「決定論」に関して心理学的な観点から肯定したもの。なぜなら著者は心理学者だから。とてもわかりやすく書かれていて、心理学的観点においても人間には自由意志が存在しないことを確信できた。この本を読んだことで、さらにボクが書いている『FFは悟りの常道』について前向きなエネルギーをもらえたと思う。
ただボクの場合はもっと条件が厳しい「運命論」の立場に立っている。すべての詳細な出来事まで、起きることは決まっているという立場。それは医学や心理学の視点ではなく、体外離脱等を体験して感じた『時間の本質』を元にした考えだから。
といってもボクの場合は「自由意志」も肯定している。それは視点の違い。そういういう意味でフレキシブル・フォーカスと名付けてFFと呼んでいる。気になる人は連載を読んでいただいたら、ボクの言いたいことがわかっていただけると思う。
といってもこれはボクの考えをとっくに超越している。正確にいうと、非物質世界からのメッセージを書いているという雰囲気。ボク自身が書きながら、なるほどなぁと勉強している状態。つまりこの先にどのような結末となるのか予測できない。
今日の午後にアップした内容も、当初にイメージしていたことと違う内容を書いている。キーボードを叩いているうちに、誘導されてしまような感覚かな？ 疲れるけれど楽しいので最後まで付き合おうと思っている。
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