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高羽そらさんインタビュー

今日の言葉 7月10日

『痛みをかわすために、信念を身につける』

 

体の痛みは神経反応ですが、心の痛みは自分に満足を与えてくれるものにしがみつく時、起こります。そうすると、何であれ、誰であれ、それを自分から奪い去ってしまう可能性のあるものが怖くなるからです。そっとしておいておかれる限り、心理的な蓄積物は心の痛みを防いでくれます。つまり、私とは積もり重なった集積物であり、経験の塊であり、そういったものがありとあらゆる深刻な動揺を防いでくれるのです。だから私は煩わされたくない。その結果、私は誰であれ、それらをかき乱す人を怖れるのです。

 

という訳で、私の恐怖は既知によるものです。私は痛みを避け、悲しみを防ぐ手段として自分が集めてきた、物理的、心理的蓄積物のことに心を砕いています。しかし心の痛みをかわすために積み上げるそのプロセスの中にこそ、悲しみは存在するのです。

 

知識もまた、痛みを抑えるのに役立ちます。医療知識が体の痛みを抑える助けとなるように、信念も心の痛みを抑える助けとなります。だからこそ、私はそれを失うのが怖いのです。自分にはその信念が真実であることを証明する、はっきりとした裏づけや完璧な知識がないにもかかわらず、自分の経験が自分に強さや自信、理解をもたらしてくれると、私は自分に押し付けられた伝統的信念をはねつけるかもしれません。しかし自分に身に付けてきた、このような信念や知識も基本的には同じです。すなわち痛みをかわすための手段なのです。

 

〜クリシュナムルティ著『四季の瞑想—クリシュナムルティの一日一話』より〜

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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