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高羽そらさんインタビュー

幸運は、準備と機会がめぐりあったときに起こる

台風で足止めされていましたので、今日は3日ぶりの買い物になりました。といっても、いつも通り2日分の食材を調達してきただけですけれどね。冷凍食品は嫌いですし、材料をダメにして捨てるなんて、もってのほかです。だから食料を備蓄しない、という習慣はこれからも続くと思います。

 

かなりの雨だったので、外で暮らす動物たちを心配していました。カラスが元気に鳴いている声を聞くとホッとします。そして気になっていたのが、大親友のノブにゃん。ある家で面倒を見てもらっているようですが、家猫ではありません。だからちょっと心配していました。

 

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でも元気でしたよ! 声をかけると「ニャン、ニャン」と可愛い声をだして甘えに来てくれました。我が家のミューナより、よっぽど愛想がいいです。

 

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私と妻の間を交互に移動して、スリスリと体を寄せてきます。大雨の間はどこかに保護してもらっていたのでしょう。元気そうで安心しました。ノブにゃんには相棒もいます。

 

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なかなかの美人でしょう? 警戒して降りてきてくれませんでしたが、声をかけると「ニャン!」と返事してくれました。勢力の大きな台風だったので、動物たちの元気な姿を見ると嬉しかったです。

 

さて、先ほど読了した本です。

 

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『最後の授業 ぼくの命があるうちに』ランディ・パウシュ & ジェフリー・ザスロー 共著という本です。

 

ランディはカーネギーメロン大学の教授で、教師としても、そしてヴァーチャルリアリティの研究者としても評価の高い人物です。しかしガンに冒されていて、余命宣告を受けています。翌年の誕生日を迎えることのできないランディが最後の授業を行いました。その講義を聞いて記事を書いたウォールストリートジャーナル紙のジェフリーとの共著で出版された本です。

 

講義のテーマは難しい専門的なものではなく、自分の夢をかなえることについてでした。子供の頃からランディは自分の夢のリストを作っていました。そしてその全てをかなえることに成功しています。ではどうすれば夢をかなえることができるのか? そのことについて、とても真面目に書かれている本でした。共感できますし、スピリチャル系の「引き寄せの法則」の本を読むより、よっぽど実践的で心に残ると思います。

 

「幸運は、準備と機会がめぐりあったときに起こる」

 

これは古代ローマの哲学者、セネカの言葉だそうです。ランディはこの言葉は今から2,000年後でも語り継ぐ価値がある、と言っています。つまり夢を持っていても、ボンヤリそれを妄想しているだけでは何も起きない、ということですね。

 

そうした夢をかなえる話としても面白かったですが、私は自分のゴールを知らされた人間としての生き方に感銘しました。時間が限られています。上は6歳から下は1歳半の3人の子供と、愛する妻がいます。その家族と過ごす時間は限られています。私がいつも意識している「今日が最後の日」という思いを、常に真剣に生きているのがこのランディです。

 

いくつか面白いエピソードがありました。大学の事務局長が車で走っていると、真っ赤なオープンカーのハンドルを手にして、音楽を聴きながら楽しげに運転している男性を見かけたそうです。「今、この瞬間」を完璧に満喫しているように見える素敵な姿でした。近づいて驚いたのは、その男性がつい先日に余命宣告を受けたばかりのランディだったそうです。素晴らしい!

 

ある日、ランディが妻に頼まれてスーパーへ買い物に行きました。セルフレジでクレジットカードを通したところ、エラーが出て16ドルの支払いが二重計上されてしまったそうです。店員に事情を話せば、もちろん訂正してもらえます。しかしランディはそのまま店を出ました。もしそうしたとすれば、15分以上はそのことに時間を取られます。彼は残りの人生を生きるために1分、1秒を全力で生きています。

 

だからその15分を16ドルで買ったことにしたそうです。それほど彼にとって時間が貴重だったということですね。明日という時間がいつまでも続くように思い込んでいる私たちには、理解できない感覚かもしれません。でも時間がどれほど大切なものなのか、このエピソードから感じることができました。

 

夢をかなえるための講義をしていたランディは最後に言います。実は夢をどのように実現させるかという話をしたのではありません、と言い始めました。

 

「人生をどのように生きるかという話をしたのです。人生を正しく生きれば、運命は自分で動き出します。夢のほうから、きみたちのところにやって来るのです」

 

う〜ん、含蓄のある素晴らしい言葉ですね。そしてもうひとつ、私が感銘を受けた言葉があります。人生には必ず障害が立ちはだかります。そのときランディは自分に言い聞かせていた言葉あるそうです。

 

レンガの壁がそこにあるのには、理由がある。

僕の行く手を阻むためにあるのではない。

その壁の向こうにある「何か」を

自分がどれほど真剣に望んでいるか、

証明するチャンスを与えているのだ。

 

素敵な言葉です。これだけでもランディがどうして夢をかなえてきたか分かりますね。とても素晴らしい本でした。

 

この「最後の授業」がYouTubeで見ることができます。本人も1時間の講義だと書いておられましたから、ほぼノーカットのものだと思います。今夜は眠る前に、ランディの「最後の授業」を聴講しようと思っています。

 

『夢で会える 体外離脱入門』は在庫僅少ですので、お求めの方はハート出版さんや書店に問い合わせてください。Amazonでの注文はこちらです。

 

『ゼロの物語』3部作は電子書籍のみの販売となりますので、こちらのホームページから販売サイトに行ってくださいね。

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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