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高羽そらさんインタビュー

SOLA TODAY Vol.867

ここのところ、神戸に住んでいる人間にとって恥ずかしいニュースが報道されている。それは労働組合の幹部に支給されたヤミ専従問題。

 

勤務実態がないのに、組合活動をしている人間に正規の給与が支給されていた。2004年に大阪で大問題になり、129人という組合員が処分されている。そのとなりの神戸で、なぜいまだにこんなバカなことが行われていたのか?

 

神戸市を揺るがすヤミ専従…なぜ「亡霊」はこの街で生き残ったのか

 

公務員法では、組合活動中の給与支給は違法になる。でもそれが認められているということは、労使癒着が常態化していたということ。

 

京都はボクが子供だった1970年代は革新府政だった。蜷川さんという革新知事が長期政権を担っていた。それゆえ当時の京都は組合組織に勢いがあった。学校関係で言えば、京都の教職員組合は絶大な力を持っていた。

 

それは神戸も似たようなものらしく、革新県政の時代が続いていたらしい。でも今回のヤミ専従はもっと近年に起きた癒着が原因だった。

 

なんとそれは阪神淡路大震災とのこと。

 

壊滅的になった神戸を立て直すため、大幅な公務員の解雇を選択せざるを得なかったそう。そのためには組合の協力が必要になる。そのときに結ばれた癒着が、いまになっても『亡霊』のように存続していた。それが今回のヤミ専従につながっているらしい。

 

さらに市長選挙に勝つためには、組合員の協力が必要になる。だから現市長の久元さんも、組合に歩み寄っている部分はあったのだろう。ヤミ専従の実態を把握していないとしても、鋭い追及の手を緩めていた可能性はあると思う。

 

だけど見過ごせるようなことじゃない。年間で約3000万円、累計では数億円というヤミ給与が支給されていた。これすべてが税金だよ! 本当に腹立たしいし、神戸で暮らす人間として恥ずかしい。

 

ボクの職歴では、組合があったような企業に勤めたことがない。だから組合活動がどのようなものか知らない。だからあくまでも私見としての感覚でしか言えないけれど、ボクはいまの労働組合というものが好きじゃない。

 

労働組合を否定しているんじゃなく、現状の組織が適切に機能していないと感じるから。子供のころにストライキを見てきた悪印象のせいもあるかもしれないけれど、権利を主張して文句ばかり言っているようにしか見えない。

 

ブラック労働というものが話題になるように、労働者の権利を守ることは大切だと思う。でもこの記事にも書かれているけれど、組合員にならないと圧力をかけられるらしい。そんな脅しをかけるような組織が、労働者を救っているとは思えないんだけれどなぁ。

 

とにかく神戸市は徹底追及して、不正支給された給与の返還を求めるべき。そしてこんなことが二度と起きないよう、万全な対策を講じて欲しいと思う。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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