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高羽そらさんインタビュー

プラセボは思い込みじゃない

『病は気から』という言葉が象徴するものとして、プラセボ効果が知られている。例えば頭痛を覚えている患者に、これはよく効く薬だと称して小麦粉を与える。すると本当に頭痛が治ってしまうという現象。

 

プラセボ効果については認められていたけれど、脳でどのように作用しているのかについては知られていなかった。そこでアメリカのダートマス大学の研究チームが調べたところ、とても興味深い結果が出ている。

 

プラセボ効果は本当に痛みに関する脳神経反応を軽減させる

 

プラセボ効果はどんな病気にでも効果があるわけじゃない。原因が確定している病気に関しては、症状に沿った治療が必要。だけど人間は健康であっても、それなりに不調を感じる。なんとなく頭痛がしたり、お腹が痛いと思ったり。

 

そうした原因のはっきりしない日常的な不調には、プラセボが有効に働くように思う。けれどもそれは、強い思い込みによる鎮痛だと感じていた。ところがリンク先の記事によると、プラセボ効果は本当に脳に影響を及ぼしていた。

 

痛みを紛らわせるのではなく、本当に痛みの元をブロックしていたそう。くわしくはリンク先の記事にゆずるけれど、人間が痛みを感じるのは脳の複数箇所が反応しているとのこと。

 

興味深いのはプラセボ効果が起きたとき、人によって脳の反応する部分がちがうらしい。元々は『この薬はよく効く』と信じることからスタートしている。つまり偽薬を飲んだ人の信条が大きく影響している。だから人によって痛みをブロックする部分がちがってくるのだろう。面白いよね。

 

この記事を読んで、ボクは思った。『逆もまた真なり』ではないだろうか?

 

信じることで『痛み』をブロックできるならば、逆に『痛み』を発生させることでもできるのでは?

 

人間は歳をとってくると、それなりに不調を感じることが増える.身体がだるかったり、頭痛がしたり、お腹に違和感を覚えたり。もちろんその症状が本当の病気の可能性は否定できない。

 

だけどもしかしたら、漠然と抱いている健康への不安によって、脳が作り出した症状もあるような気がする。本来は痛みを感じる原因は存在しないのに、心が『痛み』を作り出しているかもしれない。人間の意識って、これくらいのことをやりそう。

 

難しいのはその判断。実際に痛みを感じている場合、不安が先に立ってしまうだろう。ボクの場合、頭痛持ちであり、腰痛持ちであり、かつ手足が常にだるいという症状がある。だけどそれは何十年も継続しているものであって、治療を要する不調だと認定していない。

 

だからこの症状に対しては、プラセボ効果が期待できるかもね。ただし本当に信じないと効果がないから、自分で小麦粉を飲んでも効かないだろうなぁwww

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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