吸血鬼版ロミオとジュリエット
明日はちょっと面倒なことがある。午前9時から午後5時にかけて断水する。マンションのポンプの工事のため。今日と明日の2日間で実施される工事で、今日はマンションの半分が断水。明日は我が家が断水の対象となる。
これまでポンプの点検等で数時間の断水はあった。けれどもほぼ1日の断水は初めて。さてどうする? 夫婦そろって朝から外出して、夕方に帰ってくるなら特に問題はない。でも今日は外出日だったので、明日は自宅にいる予定。ということで断水を体験することにした。
今回の断水はあらかじめ浴槽に水を溜める等の準備ができる。だから災害対策としてはあまり意味がないかも。けれども水が自由に使えない生活を体験するのはいいことだと思う。
もちろん非常時用のミネラルウォータは常備してある。その一本を使えば、料理やコーヒー等の飲み物はオーケイ。トイレや皿洗いの水は、浴槽に溜めた水を使うつもり。ちょっと面倒だけれど、レアな体験なので楽しもうと思っている。
さて、シリーズ作品で追いかけ中の第二弾の作品を観た。
2024年 映画#47
『ニュームーン/トワイライト・サーガ』(原題: The Twilight Saga: New Moon)という2009年のアメリカ映画。吸血鬼のエドワードと人間のベラの恋愛を描いたファンタジー作品。
原作は全て読んだけれど、映画は全部観ていない。今回はシリーズの第二弾で、この作品まで観たことは記憶している。おそらく次の第三弾からは見逃しているような気がする。というのは原作を知っているので、初めて見る映画でも観たような気がするかも。
前回の第一弾はエドワードとベラが恋愛関係になるまで。そしてエドワードが吸血鬼であることをベラは受け入れただけでなく、二人で永遠に過ごすために自分も吸血鬼になりたいと願う。だけどエドワードは反対。そんな時、ベラの18歳の誕生日にトラブルが起きる。
エドワードの自宅に暮らしているカレン一家は全て吸血鬼。けれども彼らはある意味『菜食主義』で、人間を襲わないよう欲望を律している。ところがベラがプレゼント開ける時に紙で手を切ってしまった。それでまだ吸血鬼になってまもないジャスパーがベラに襲いかかった。
エドワードが止めたことでことなきを得たが、エドワードはベラのためにも彼女から離れることを決意する。失意のベラは、どうしてもエドワードを忘れられない。そんな心の穴を親友のジェイコブが埋めてくれていた。ところがやがてこのジェイコブは狼男だとわかる。
吸血鬼と狼男は互いを憎み合っている。ジェイコブはベラを愛している。それゆえベラを挟んで吸血鬼と狼男の三角関係になってしまう。それが先ほどの写真の場面。といってもベラはエドワードしか目に入っていない。だからジェイコブに最初から勝ち目はないんだけれどね。
ただ今回は大変なことが起きる。エドワードはベラに会えないけれど、特殊能力を使ってベラに危険が迫った時に幻影を見せて彼女を止めていた。つまり自分が危険な目に遭うとエドワードに会えると思い、ベラはめちゃくちゃなことをやってしまう。その結果、もう少しで死ぬところだった。
ところがエドワードはベラが死んだと誤解した。もう自分は生きていけない。それで自殺することにした。まさに吸血鬼版の『ロミオとジュリエット』で、映画の前半にもそのフリがある。
だけど吸血鬼が死ぬ方法はひとつ。人間に吸血鬼のことを話してはいけないという掟を破り、イタリアに本部がある吸血鬼の統括者の手によって処刑されるしか死ぬ方法がない。
エドワードはそのためにイタリアへ向かう。ベラはそのことを知ってギリギリでエドワードを止めた。ところがイタリアの吸血鬼組織にベラのことが知られてしまったことで、ベラは吸血鬼になるしか選択肢がないという状況に追い込まれた。この物語はここから本格的に面白くなるんだよね。第三弾を観るのが楽しみ。
<お知らせ>
最新刊の『夢体脱』が全国の書店、並びみAmazon等のECサイトで販売中です。2012年に出版した『夢で会える 体外離脱入門』は、非物質世界の存在に『会う』ことがメインテーマでした。
でも『夢体脱』ではその出会いをどのようにして実生活に活かしていくかをテーマにしています。旧作を読んだ方にも新しい洞察が得られる内容になっています。是非ともよろしくお願いします。
Amazonでは単行本と同時に、Kindleの電子書籍でも購入していただけます。こちらからどうぞ。
ハート出版さんのサイトでも『夢体脱』の概要をご覧いただけます。こちらからどうぞ。
ブログの更新はFacebookページとX、並びにThreadsで告知しています。フォローしていただけるとうれしいです。
『高羽そら作品リスト』を作りました。出版済みの作品を一覧していただけます。こちらからどうぞ。
コメント (0件)
現在、この記事へのコメント/トラックバックは受け付けていません。