運命とは変更できない絆
先日にアリアナ・グランデが久しぶりのニューアルバムをリリースした。今年はこの先もリリースを待ち望んでいるアルバムがある。シーアがかなり久しぶりのニューアルバムを予定しているし、デュア・リパもニューアルバムがプレリリースされた。
同じくニューアルバムを期待しているのがオーロラ。昨年から今年にかけてシングルリリースを連発していて、またまた新しいシングルがミュージックビデオと同時に公開された。
これは間も無くアルバムが発表されるにちがいない。ニューシングルは『Some Type of Skin』というタイトルで、オーロラらしい不思議な雰囲気のポップスに仕上がっている。アルバムの期待込めてリンクを貼っておこう。
さて、かなり久しぶりにある映画を観た。妻が見たことなかったので、一緒に再見することにした作品。
2024年 映画#53
『ペギー・スーの結婚』(原題:Peggy Sue Got Married)といいう1986年のアメリカ映画。監督はフランシス・コッポラで、いわゆるタイムトラベル作品。高校時代から恋人だった二人が結婚。でも夫の浮気が原因で別居状態になり、妻は娘と二人で暮らしている。
主人公のペギー・スーを演じたのはキャスリーン・ターナー。そして夫のチャーリーを演じたのはニコラス・ケイジ。娘のベスを演じたのはヘレン・ハントで、ペギーの親友にジョアン・アレン、チャーリーの親友にジム・キャリーというキャスト。とにかく誰もがめちゃ若い。
ニコラス・ケイジはブレイクする前だから、かなり新鮮な雰囲気だった。でも演技のうまさは十分に感じられた。夫婦は別居していたけれど、高校の同窓会があった。その会場でペギーは25年前の世界へ戻ってしまう。ところが未来の記憶が残ったままのタイムトラベルだった。
そこでチャーリーとの関係を見直すチャンスだと考えたペギー。以前から気になっていた男性とつきあってみたり、チャーリーとの結婚を無かったことにしようと過去世界でもがき続ける。結果としては二人の絆の深さを再認識したことで、現在に戻ってもう一度やり直してみようというオチ。
この映画が面白いのは、「運命」が抵抗すること。ペギーがチャーリーとの関係を変更しようとしてもできない。チャーリーはくじけずにペギーとの関係を続けようとする。「運命」は変えることができないという事実を、見せつけられたようで面白かった。
この映画を久しぶりに観て、ある小説を思い出した。スティーブン・キングの『11/22/63』という作品。これもタイムトラベル物語で、主人公は1963年への扉を見つけた。そしてケネディ暗殺を防ごうとする。ところが何度トライしても、「運命」が執拗に抵抗する。歴史的事実は変えられないという内容。
ペギーとチャーリーの二人も、「運命」という変更できない絆で結ばれていたのだろう。軽いタッチで観られる作品だけれど、なかなか良くできた映画だと思う。感心したのは出演者たちの熱演。そのまま高校生役を演じていたのに感激した。ちょっと無理があったけれどねwww
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