軌道修正は大切
天気は下り坂なので、夕方の神戸は雲が厚いです。今にも雨が降りそう。
でも午前中は日差しが多く、本当に暖かったです。というより暑い。帰り道を歩き出してすぐに、ジャケットを着てきたことを後悔したくらいです。かなり薄手なのですが。
歩いている人を観察していても、手に上着を持っている人が多かったです。そしてよく目立ったのが鳥たち。きっと暖かいのが嬉しいのでしょう。ここ数日は、以前よりも鳥の啼き声が頻繁に聞こえます。そして嬉しそうに飛び回っているのを見かけます。
今日も可愛い声が頭の上の木から聞こえました。覗き込んでみるとメジロでした。歓喜の声、というのはああいったものなのでしょうね。聞いているこちらの心が弾むような美しい声でした。
気温が上がると喉が乾くようです。ですから夜中の明晰夢で、めちゃ美味しいビールを飲んでいました。マジで美味しかったです。そして明け方には、超高級なコーヒーを明晰夢でいただきました。淹れてくれたバリスタによると、最高級品のコーヒーだそうです。私の夢ですから、どうせ願望でしょう。それにしても美味でした。
今日も買い物から戻って、ひたすらパソコンと向き合っています。孤独な作業ですから、どうしても独りよがりになりがちです。ちょっとした方向のズレが、時間の経過でとんでもない方向に進んでいるかもしれません。ですから定期的な軌道修正が大切になってきます。そんな軌道修正をさせてもらえた本を読了しました。
『2週間で小説を書く!』清水良典 著という本です。
ある作家さんのTwitterで紹介されていた本です。気になったので早速読んでみました。こういったノウハウ本は、あまり積極的に読みません。特に作家が書いたノウハウ本の場合、その人の作風が強く押し出されてしまいます。そうすると別の可能性が排除されてしまいます。
ところが著者の清水さんは、小説家ではなく文芸評論家です。創作もされますが、本業はプロの作品を評論することです。ですから評論家の視点で書かれていたので、とても勉強になりました。大手出版社の新人賞の選考に関わってこられた経験があったり、大学では小説創作の講義も経験されています。
この本を通じて、ちょうどいいタイミングで軌道修正をすることができました。新しく学んだこともあります。とても有意義な時間を過ごすことができました。
やはり読むことと、書くことが大切です。その両輪が機能的に働くことで、小説は完成度が高くなるとのこと。その読むことと、書くことに関して、清水さんの文章で心に残ったことを抜粋させてもらいます。
まずは読むことです。
『書くことと読むことの関係は深い。いうまでもなく読んだほうがいいのは当たり前である。はっきり断言してもよいが、その人が書けるレベルは、読んだ経験のレベルにほぼ等しいのである』
心に刺さる言葉です。そして私がずっと意識していることです。ですから1日1冊を目標にして、読み続けています。
そして書くことに関してです。
『「才能」とは書き続けることである。五年十年経って、「なんだ、まだ書いているのか」と言われるような持続する力が才能だと信じている。ちょっと試しに書いてみて諦める人は「自分に才能がない」とよく言う。書けるか書けないではなくて、その諦め方に才能がないのである」
素晴らしい文章です。響きますね。これは小説に関しての文章ですが、他の分野に置き換えても意味を持つものです。音楽であれ絵画であれ、自分の夢を追いかけている人の心には、きっと何か熱いものが届くはずです。とても素敵な本でした。
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