メチャ気になる Vol.45
私たちの生活に水は欠かせません。インフラとして最も大切なのが水だと思います。そんな水を確保する方法として、面白い記事を見つけました。
【1日100リットル】大気中の水分から飲み水がつくれる「命の木」が進化中!
電気を使わず、大気中の霧や雨水を集めて飲料水を確保できる竹製の装置です。クラウドファンディングで資金を募った後、2015年にエチオピアで設置されました。置いておくだけで、1日100リットルの飲料水が作れるなんて凄い!
とてもシンプルな構造です。タワーを構成しているメッシュの布に水分が付着して、ろ過されて貯まるようになっています。設置も移動も簡単で、大人6人いれば4日で建って、費用も11万円ほど。周囲に小さな畑も作れるそうなので、実用性の高いものだと思います。
クラウドファンディングを利用するなら、こうした製品がいいですね。さらに寄付が集まるでしょう。神戸の震災の時も、水の確保が大きな課題でした。空気中の水分量で取れる水の量は違うでしょうが、水不足に悩む地域は設置するべきだと感じました。
何と言っても空気中から水が取れるのがいいですね。そう思っていると、さらに面白い記事を見つけました。
空気から水を集めてためる水筒、クラウドファンディングで資金調達を1時間でクリア
アメリカのベンチャー企業が、「空気から水を作る」という水筒を開発したそうです。クラウドファンディングで資金を募ると、わずか1時間で目標に達したとか。その仕組みは以下のように記事に書かれていました。
<「Fontus」が大気から水を抽出する仕組みは、周りの空気を取り込み、特殊なフィルタを通して圧搾(あっさく)し、小型冷却器で温度を下げることで空気中に含まれる水分を凝縮するというもの。その結果、空気中の水分が液体としての水になり、水筒内にきれいな飲み水として蓄えられます>
先ほどのタワーと同じように、空気中の水分を利用するようです。空気を取り込むのに太陽電池を利用するのですが、自転車用の水筒は走ることで空気を取り込むことができます。いやはや凄い!
クラウドファンディングは資金を得るために様々なアイデアが登場します。自分で資金を貯めてから事業を興すのではなく、ネットを通じてアイデアを提供することで資金を集めることができるようになってきました。それだけに有象無象が集まる可能性もあります。そのアイデアに込められる「想い」の差が勝負になるかもしれません。
そういう意味では、こうしたエコで価値のあるアイデアには、資金が集まるということでしょう。このような商品を通じて、世界が住みやすい環境になっていけばいいですね。
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