適切なバランスを牽引するもの

投稿日：2016.08.24｜カテゴリー：日記

は〜い、今日の神戸もいつものごとく猛暑日ですよ〜〜！　今日の最高気温は35.5度。まぁ一時期の38度近い気温に比べたらマシですけれどね。でもこの西日本の暑さがどれほど異常なのか、今日のお昼のニュースで報道されていました。

大阪は８月に入って猛暑日が昨日で21日あったそうです。つまり猛暑日でなかったのは３日だけ。この記録は19世紀の後半に観測を始めて以来の新記録とのこと。オリンピックなら新記録はめでたいですが、このような新記録はうんざりです。

今日も大阪は神戸と同じく35.5度ですから、さらに記録が更新されています。お隣の大阪が記録的な暑さということは、当然ながら神戸も同じです。平年の暑さならエアコンなしで余裕で過ごしていますが、今年はちょっとヤバいと思うほどの暑さでした。

このまま日本が亜熱帯化するのなら、いよいよ来年あたりは10年ぶりにエアコンが登場するかもしれません。そう思わせるほど、今年の西日本は異常な暑さです。これは明らかに気候のバランスが崩れていますね。台風等も含めて、地球がバランスを失っているように思います。

最近は細菌のことを（ダジャレじゃないよ）よく目にします。昨日のブログで紹介した『鹿の王』という小説もそうですね。ネットでもそうした記事や情報が目に付きます。腸内細菌には、バランス調整菌とバランス撹乱菌というのがあるそうです。簡単に言えば悪玉菌と善玉菌ですが、それらがうまくバランスをとることで健康を維持しています。

リュウマチという病気は自己免疫疾患です。自分自身の組織を『他者』だと誤認することで、免疫機能が攻撃してしまう病気です。そのリュウマチの方には特殊な腸内細菌が多いらしいです。それが原因なのか結果なのなかわかりませんが、とにかくバランスが崩れていることは確かです。

虫歯菌が存在しない人がいます。だから虫歯になりません。ところが意外にも虫歯菌がないのに歯を失う人が多いそうです。なぜなら虫歯菌がいない分、歯周病菌が幅を利かせているからです。虫歯菌と歯周病菌が適切なバランスを維持していると、比較的歯を健康に保つことができるそうです。専門家ではないので、事実はわかりませんが、何となく納得できます。

虫歯にならない人は、歯みがき等が適当になるかもしれません。ですから歯周病菌が活動しやすいのでしょう。悪玉であろうが善玉であろうが、何が意味があって存在しているように思えてきます。

ではそうしたバランスを牽引するものは何でしょうか？

わたしが思うには、それぞれの菌が『諦めない』ことだと感じています。どんな菌だって生きています。精一杯全力で生きること、そしてそれを続けていくことで、それぞれのバランスが維持できるように思うのです。諦めずに生きようとするから、命が拮抗するのです。だから人間は自分が持っている細菌を、精一杯働かせてあげることで健康が維持できるような気がします。

これって人間自身にも言えることではないでしょうか？　何か目標を持って進んでいても、諦めてしまうことで確立していたベクトルが変化していくように感じます。つまりバランスが崩れてしまうのです。失敗ばかりで成功に向かっていないように見えても、諦めずに続けることで成功へのベクトルが維持できるのではないでしょうか？

そんなことを考えている時、ある方の記事を目にしました。以前のLINEのCEOをされていた森川亮さんのブログです。タイトルは『成功する人と成功しない人との違い』というものです。記事はこちらです。その一部を抜粋させていただきます。

〜以下抜粋。

幸せになりたいとか成功したいという悩みは誰にでもあると思います。大事な事はそれを前に進める行動に移せるかどうか、また継続できるかにかかっていると思います。悩むだけではまったく時間の無駄、考えるだけでは誰でもできる、大事なことは行動し失敗を改善し成功まで続けられるかどうか。成功するために才能は必要ですか？と言われます。もちろん才能はないよりはあった方が良い。ただ最も大事な才能は実は続けられる才能なのではないでしょうか？あきらめることは簡単です。でもそれで本当に唯一の自分の人生後悔のない生き方出来るんでしょうか？他人事ながら心配になります。

〜以上抜粋。

『大事なことは行動し失敗を改善し成功まで続けられるかどうか』

とても心に響く言葉です。そしてこれこそが適切な人生のバランスを牽引するものだと感じました。諦めて手を止めた時、目標に向かっていたベクトルのバランスが崩れてしまうのです。とても素敵な記事ですので、ぜひ全文を読んでいただけたらと思います。

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