作品との出会いは必然
今日は涼しい。久しぶりにそう思いました。外出してもいつもと違うのをはっきりと感じました。神戸の今日の最高気温は31.8度。一時期38度近くまで上昇したことを思うと、天国のような涼しさです。大阪も32.2度まで下がりましたから、ようやく猛暑日から抜け出せました。
午後から自宅で仕事をしていますが、六甲山から涼しい風が吹き込んできて快適です。きっと夜も気持ち良く眠ることができるでしょう。しっかり脳を疲労させて、爆睡したいと思っています。
ちょっと気になるのが台風10号です。8月は神戸でほとんど雨が降っていません。ですから雨は欲しいのですが、かなり勢力の大きな台風になってきました。場合によっては920ヘクトパスカルまで達し、伊勢湾台風並みの勢力になるのでは、と言われています。さすがにそんな台風に上陸されたらマズイ。しばらくは台風の動きに要注意ですね。
さて月末締めで仕事に没頭していますので、時間に追われています。おまけに分厚くて難解な本と格闘していますので、読書も時間がかかっています。録画している映画も観たいのですが、来月になるまで我慢しようと思っています。さらにレンタルしたい作品もスマホのメモに残しているのですが、そんな余裕がありません。公開中の『シンゴジラ』も劇場で見たいと思いつつ、レンタルになってしまいそうです。
映画というのは平均的に2時間はとられますから、観られる数に限界があります。でも公開される作品は、洋画と邦画を含めるとかなりの数です。とてもすべてを観るなんてことは、映画評論を仕事にしている方以外は難しいでしょう。先日こんな発表がありました。
「21世紀の偉大な映画100位」の全作品リストはコレだ 英BBCが発表
邦画では『千と千尋の神隠し』が第4位にランクインしていました。さすがです。ざっと全体のランキングをチェックしました。もちろんいくつか観た映画はありましたが、ほとんどが知らないか観ていない映画ばかり。さすがにショックでした。
映画を観るのに、いくつかの障害を越えなければいけません。まずは映画館に足を運ぶかどうか? これは費用的にも時間的にも、ある程度の拠出を求められます。ですからその障害を越える作品は限られてきます。どうしてもスクリーンで観たい、と思わせる映画です。『スターウオーズ』なんかはそうした映画のひとつです。
次の障害は、レンタルやネットの配信で観るかどうかです。これは費用の問題よりも、時間的な問題が左右します。つまらない作品を観るのに2時間も費やしたくないと思うと、安全策をとらざるを得ません。だから俳優さんで選んだり、口コミを慎重に検討したりします。
ところが困ったことに、そうして障害をすり抜けた作品のなかに、とんでもなく素晴らしい映画があったりするのです。自分の人生観を変えるような作品に出会うことがあります。でも実際に観なければ出会うことができません。そう思うとすべての映画を観たくなってしまうのです。
これは小説でも同じです。時間をかけて読むわけですから、慎重に選びます。でも自分の選択から外れた作品に、とんでもなく面白い物語が隠れているかもしれません。そんなふうに考えていると、冒険するべきかなぁと思ったりもします。
冷静に考えると、生涯のうちで観ることのできる映画も、読むことのできる小説も限られています。世に出たすべての作品を網羅するなんて土台無理な話です。だからこそ、出会う作品は大切なのだと思います。
作品との出会いは必然。わたしはそう考えています。
読むべき小説、観るべき映画とは、必ず出会うことができる。そう信じています。だらかこそ直感を研ぎ澄ますように心がけています。テレビの番組表を見ていて気になった映画。ネットで見かけた小説のタイトル。新作映画のCM。そうしたものに触れた時、何かを感じたらすぐにメモをするようにしています。わたしのiPhoneのメモには『映画』と『本』というタイトルがあります。そこに気になった作品を書き込んでいます。
とりあえず今月中は仕事に集中して、9月になったら読書と映画に思い切り時間を割きたいと思っています。これらも大切なインプットですからね。何だか夏休みの宿題に追われている小学生のようですが、8月31日までは仕事に集中したいと思っています。
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