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高羽そらさんインタビュー

SOLA TODAY Vol.245

人間が作り出した化学物質は数え切れない。単なる工芸品程度なら土に帰るが、化学物質となるとそうはいかない。

 

特にプラスチックは世界のいたるところにあり、ゴミの分別でも『プラごみ』として特別視されている。

 

リサイクルすることは大切だけれど、自然な物質に還元できればもっといい。もしかしたらそれが可能かも、という研究結果が報告されている。

 

レジ袋食べるガの幼虫、プラスチックごみ問題に有用か

 

めちゃ驚いた!

 

レジ袋を食べる虫がいるらしい。レジ袋に使われているポリエチレンは、分解するのに長い年月を要する。でもリサイクルされずに放置すると、海洋生物等に多大な影響を与えてしまう。

 

ところがハチノスツヅリガという蛾の幼虫は、そのレジ袋を餌にすることがわかった。成虫は蜂の巣に卵を産むが、あるとき蜂の巣を保存するためにプラスチック袋に入れていたところ、穴が開けられて蛾の幼虫が袋の外に出ていたのを発見。そこでもしかして袋を食べたのかも、と研究がスタートした。

 

それで実験をしてみると、マジでレジ袋を食べることがわかった。それもただ食べるだけでなく、プラスチックを分解して消化している。そんなことって、あるんだね!

 

プラスチックを分解するため、この幼虫を大量に育てようと考えられているわけじゃない。そんなことを自治体のゴミ処理施設で行うのは、無理にきまっている。

 

この幼虫がプラスチックを分解するのは確実で、その物質を環境に害を与えない液体として開発する。そして完成したものを。プラスチック処理施設で利用するために研究が進められている。

 

どのような物質がプラスチックを分解するのか明記されていないが、問題がないのならすぐにでも実用化するべきだと思う。何より驚くのは、人間が作った化学物質を消化できる生き物が存在しているということ。その事実に、創造の神秘を感じてしまう。

 

もしかしたら将来、核廃棄物質を食べる昆虫が見つかるかも。早急に欲しいのは、PM2.5を栄養に変える植物かな。

 

そんな生物が存在したらありがたいけれど、考えるべきは人間が極力自然を破壊しないことだろう。その努力なしに、創造の神秘は起きないと思う。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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