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高羽そらさんインタビュー

SOLA TODAY Vol.572

エアロスミスの代表曲のようになっている。映画『アルマゲドン』の主題歌。その曲を聴きながら、映画のことを思い出していた。

 

地球に激突しようとする小惑星に、核ミサイルを埋め込み、その破壊力で軌道を変えようとする物語。

 

映画の題材としては面白いけれど、犠牲心を強調しているようであまり好きな作品じゃない。さらに核ミサイルで小惑星の軌道を変えるという発想が、あまりにも現実離れしているように感じた。

 

ところがそれはボクの勉強不足だった。

 

巨大小惑星、117年後に地球衝突も NASAの対策とは

 

NASAの発表によると、「ベンヌ」と名付けられた巨大小惑星が地球に衝突する可能性があるらしい。直径500メートルを越す小惑星で、もし地球に衝突したら、現在にアメリカで配備されている核弾道ミサイル群に匹敵する破壊力を持っている。

 

だけど今すぐじゃない。

 

2135年9月22日のことで、今から117年後。おそらく現代人のほとんどが、その日に立ち会うことはないだろう。だけど今から対策を練っておく必要がある。衝突の可能性は低いらしいけれど、手をこまねいているわけにはいかない。

 

そこでNASAは真剣に回避策を検討している。そのひとつが核兵器を使ったもの。これで小惑星の起動を変えることができるらしい。『アルマゲドン』の設定は、まちがっていなかったということだよね。

 

もうひとつ検討されているのが、「HAMMER」という宇宙船を使った方法。この宇宙船を「ベンヌ」に突っ込ませて、軌道を変えることを目的としている。

 

小惑星は、かなり少ない力で軌道を変えることが可能らしい。だから既存の技術を駆使することで、衝突を回避させることはできるんだろうね。本格的に取り組まれている事業ではないそうだけれど、いかにもNASAが考えそうなことだと思う。

 

地球には現実的な問題が山積している。昨日はアメリカで銃規制の大規模なデモがあった。ポール・マッカートニーが参加していたり、YouTubeでアリアナ・グランデの抗議ライブも見た。

 

トランプ大統領は次々に側近を更迭して、タカ派の人物を起用している。北朝鮮に先制攻撃するのではという噂が、冗談だと思えなくなってきた。正直言って、117年後のことについて考える人は少数だろう。

 

だけど真剣に小惑星衝突の回避策を検討している人たちは、とても貴重な存在だと思う。もしかしたら、想定外の小惑星が出現することもある。2013年にロシア上空で爆発した隕石は、直径が20メートルほどだったのに、放出したエネルギーは広島原爆の30倍だったとのこと。

 

こうした地道な研究が、大勢の人の命を救うことになると思う。久しぶりに「アルマゲドン』が観たくなってきた。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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